ぶっちゃけ「患者さん」さえ居れば、他は何​もいらない

こんにちは。

YMC株式会社の山本です。

こんな逸話があります。

Q.あなたはレストランを開業しようとしています。すると夢枕に神様が立っていました。

神様「レストランを開業するそうだな。ご祝儀に、おぬしの望みを叶えてやる。レストランを開業するにあたって必要なものを1つだけ言え。それを与えてやろう」

こんな提案をされたとしたら、あなたは何を選びますか?

  • 最高のテクノロジーの調理機材だ!
  • 超一流のコックが欲しい!
  • 世界に一つしかない最高の高級食材をくれ!
  • めちゃくちゃ良い立地に店を出す権利をくれ!
  • 最高にオシャレなデザインの内装をした店舗が欲しい!

色々と欲しいものはあると思います。

ゲーリー・ハルバートと呼ばれる伝説のマーケッターは、こう答えました。

「・・・腹を空かせた群衆をくれ!他は何もいらない」

ぶっちゃけ「患者さん」さえ居れば、他は何もいらない

今、紹介した有名な逸話。

聞いたことがあるかもしれませんが、めちゃくちゃ重要です。

腹を空かせた群衆さえ居れば、どんな不味い料理でも売れちゃいますからね。

しかし、この原則を僕らは忘れがちです。

治療院を新規開業したり、新しい機械を導入したり、新しいビジネスを作るときに、ついつい、

  • 店舗の設備にお金を使いすぎたり
  • 手技の勉強会やセミナーにお金を使いすぎたり
  • 家賃が恐ろしく高いところに店を構えたり

しがちですよね。

でも、いちばん大事なのは「来てくれる患者さんが居るかどうか」です。

それを忘れて、

誰にも内緒で、せっせとお金を掛けてお店を作り、高額な「治療機器を買い」、くそ高い技術セミナーに参加し、満を持してから・・・

  • 買ってくれる人を探す

これは最悪なパターンです。

思い通りに行くことなんて、まずありませんから。

なので、まずは必要最低限の投資で、最小限の状態で売ってみる。

治療院だったら、ベッド1台あればスタートできますからね?

その状態で、患者さんを集客して、売ってみる。

必要最低限の状態で売ってみて、そのフィードバックを受けて「良し悪し」の判断する必要があるわけです。

もし売ってみて、リピートもいまいちだし反応が悪いことが分かったら、急いで改良すればいいだけの話なんです。

なので、一番投資しなければならないのは、店舗の設備でも治療技術でもなくて「集客」なんです。

患者さんさえ居れば、あとは何がなくてもビジネスはできるんです。

なので、集客する技術を知ってれば、治療院経営で食いっぱぐれることは絶対にないんです。

山本