トップ2割の施術家になるには?

2013年7月27日

治療院二階の事務所より

おはようございます。依光です。

先日、知り合いの方が経営しているバーでの、パーティーに参加して来ました。

一人一品持ち寄りというアットホームで、リラックスできる、良い雰囲気のパーティーでした。

みんなで、わいわい談笑していると、するどい質問をしてくる女性が一人いました。

40代中盤くらいの身なりの綺麗な女性で、あとから聞くとその彼女は「婚活コンサルタント」をしている女性だということがわかりました。

(なるほど、情報を聞き出すことに慣れているわけだ)

と思いながら、その方も経営者なので、お互いの仕事の話になりました。

私の会社は、彼女の会社より規模が大きく、私のほうが年齢もだいぶ?若いので「凄いですね」と言ってくれていました。

褒めてもらえることは嬉しいのですが、私自身は凄いとは感じてはいないので、なんだか違和感がありました。

周りとのギャップを感じる瞬間

そう、違和感。

私の大学時代の同級生などで、仲良く連絡をとっている仲間はほとんどいません。

私は経営者になっていてますが、ほとんどの同級生がサラリーマンなので、すべてにおいて視点が違います。

話もあいませんから、お互いに楽しくありません。

私は高校時代学業の成績も良くなく、ハッキリ言って劣等生でした。

しかし、社会に出て、自分の実力を上げるために、たくさん勉強をして経験を積み上げて来ました。

初めのうちは、全然成長を感じませんでしたが、振り返ってみると、昔とは生活習慣も考え方も全く変わってしまっています。

私は、天才ではありません。まぎれもなく劣等生でした。

ですが、変わりたい一心で努力を積み重ねました。

しかし、まだまだ、自分の理想には程遠いので、

『凄いですね』と言われるのはまだ早いと思っています。

トップ2割の施術家になるには?

私の知る限り、世間で言われる、いわゆる「トップ2割」に入るためには、勤勉習慣を身につけるしかありません。

やはり、一歩でも理想に近づくためには、コツコツと勉強しながら、できることをやり続けるしかないのです。

最初は効果は出ないけど、そのうち点在している知識が、繋がりを持った円のような知識になる。

そうなれば、今はどの経営的選択が良いかなど、適切な選択ができるようになります。

大事なことは、習慣的に努力すること。

そうそう。

最近、スポーツクラブ内に整骨院を出店しようと計画中ですが、そのスポーツクラブに務めている女性に、ある意見を聞こうと思って、質問をしたことがありました。

しかも、二人に全く同じ質問をしてみました。

「このベットをおくのに、邪魔にならない場所はありますか?現場の意見を尊重しながらしたいので教えてもらえませんか?」

Aさんは、

「基本的に狭いので、おくスペースは無いですね。やっぱり難しいですね」

問題を解決しようという思考がはじめからない答えでした。

Bさんは、

「この、“とりあえず”で作ったスペースで施術をする際もお金を頂くんですよね?だったら、お金をもらうのに“とりあえず”でつくった場所は適さないじゃないですか?」

少しは、自分で問題を解決しようとする考えはありましたが、基本的には、決定権が無いためか消極的でした。

その後に、その施設の上役に同じ質問をすると、

「ああ、これをこうして、ここもこう変えたら良いんじゃないですか?」

問題は、すぐに解決しました・・・。

この違いは、どこから産まれるのでしょうか?

年齢?経験?役職?

そういうものではないと思います。

それは日常を『どのように過ごしているか』という習慣に、全ては依存していると思います。

日常的に全ての問題を、自分の責任で解決しようという習慣が身についていれば、

●問題にぶつかる=どうすれば解決できるか?

という思考パターンになるはずです。

自分で責任をとりたくなかったり、逃げてしまうような思考パターンを続けている人は、それが習慣になります。

その積み重ねは、最後には取り返しの付かないことになります。

何でも人のせいにしてしまうような人は、成果を出せません。

例えば『今は景気が悪いから儲からない』とか『あそこの治療院があるからうちは儲からない』とか、そんなことを言っている人になるのです。

こんな人で成果を出している人を、私は知りません。

もしあなたが、間違った習慣で日常をすごしていたなら、なるべく早い段階で、その習慣を変えれるように変化させて行きましょう。

自分を変えれるのは、自分だけなのですから・・・。

ヨリミツ