トップ2割の施術家になるには?
治療院二階の事務所より
おはようございます。依光です。
先日、知り合いの方が経営しているバーでの、パーティーに参加して来ました。
一人一品持ち寄りというアットホームで、リラックスできる、良い雰囲気のパーティーでした。
みんなで、わいわい談笑していると、するどい質問をしてくる女性が一人いました。
40代中盤くらいの身なりの綺麗な女性で、あとから聞くとその彼女は「婚活コンサルタント」をしている女性だということがわかりました。
(なるほど、情報を聞き出すことに慣れているわけだ)
と思いながら、その方も経営者なので、お互いの仕事の話になりました。
私の会社は、彼女の会社より規模が大きく、私のほうが年齢もだいぶ?若いので「凄いですね」と言ってくれていました。
褒めてもらえることは嬉しいのですが、私自身は凄いとは感じてはいないので、なんだか違和感がありました。
周りとのギャップを感じる瞬間
そう、違和感。
私の大学時代の同級生などで、仲良く連絡をとっている仲間はほとんどいません。
私は経営者になっていてますが、ほとんどの同級生がサラリーマンなので、すべてにおいて視点が違います。
話もあいませんから、お互いに楽しくありません。
私は高校時代学業の成績も良くなく、ハッキリ言って劣等生でした。
しかし、社会に出て、自分の実力を上げるために、たくさん勉強をして経験を積み上げて来ました。
初めのうちは、全然成長を感じませんでしたが、振り返ってみると、昔とは生活習慣も考え方も全く変わってしまっています。
私は、天才ではありません。まぎれもなく劣等生でした。
ですが、変わりたい一心で努力を積み重ねました。
しかし、まだまだ、自分の理想には程遠いので、
『凄いですね』と言われるのはまだ早いと思っています。
トップ2割の施術家になるには?
私の知る限り、世間で言われる、いわゆる「トップ2割」に入るためには、勤勉習慣を身につけるしかありません。
やはり、一歩でも理想に近づくためには、コツコツと勉強しながら、できることをやり続けるしかないのです。
最初は効果は出ないけど、そのうち点在している知識が、繋がりを持った円のような知識になる。
そうなれば、今はどの経営的選択が良いかなど、適切な選択ができるようになります。
大事なことは、習慣的に努力すること。
そうそう。
最近、スポーツクラブ内に整骨院を出店しようと計画中ですが、そのスポーツクラブに務めている女性に、ある意見を聞こうと思って、質問をしたことがありました。
しかも、二人に全く同じ質問をしてみました。
「このベットをおくのに、邪魔にならない場所はありますか?現場の意見を尊重しながらしたいので教えてもらえませんか?」
Aさんは、
「基本的に狭いので、おくスペースは無いですね。やっぱり難しいですね」
問題を解決しようという思考がはじめからない答えでした。
Bさんは、
「この、“とりあえず”で作ったスペースで施術をする際もお金を頂くんですよね?だったら、お金をもらうのに“とりあえず”でつくった場所は適さないじゃないですか?」
少しは、自分で問題を解決しようとする考えはありましたが、基本的には、決定権が無いためか消極的でした。
その後に、その施設の上役に同じ質問をすると、
「ああ、これをこうして、ここもこう変えたら良いんじゃないですか?」
問題は、すぐに解決しました・・・。
この違いは、どこから産まれるのでしょうか?
年齢?経験?役職?
そういうものではないと思います。
それは日常を『どのように過ごしているか』という習慣に、全ては依存していると思います。
日常的に全ての問題を、自分の責任で解決しようという習慣が身についていれば、
●問題にぶつかる=どうすれば解決できるか?
という思考パターンになるはずです。
自分で責任をとりたくなかったり、逃げてしまうような思考パターンを続けている人は、それが習慣になります。
その積み重ねは、最後には取り返しの付かないことになります。
何でも人のせいにしてしまうような人は、成果を出せません。
例えば『今は景気が悪いから儲からない』とか『あそこの治療院があるからうちは儲からない』とか、そんなことを言っている人になるのです。
こんな人で成果を出している人を、私は知りません。
もしあなたが、間違った習慣で日常をすごしていたなら、なるべく早い段階で、その習慣を変えれるように変化させて行きましょう。
自分を変えれるのは、自分だけなのですから・・・。
ヨリミツ