片足のトライアスリートと、片足の全米レス​リング・チャンピオン

こんにちは。

YMC株式会社の山本です。

日曜日に宮島トライアスロンにいってきましたよ。

まだまだ筋肉痛が治りません・・・。

国内屈指の難コースで有名なトライアスロンで、海外から招待した選手に

「こんなコースを考えるなんて、日本人はクレイジーだ!」

と言われたそうです(笑)

とにかくバイクのコースの坂と、ランの坂の登りがキツイんですよね。

毎年、コース上で脚をつって、自転車を押して歩いている人を見かけます。

しかも、

  • スイム2.4キロ
  • バイク55キロ
  • ラン21キロ

という3種目を全てひとりでやらなければなりません。

ぼくも、満身創痍でなんとか完走しました。

こういう話をしたら、

「トライアスロン出るなんてストイックで凄いですね!」

とか言われますが、ぼくなんて全然あまちゃんです。

というのも、ぼくは健常者で、五体満足なわけで。

今回の大会には

  • 片足のトライアスリート

の方も同じコースを完走していました。

健常者でも、そうとう厳しい登りコースなんですが、片足で登るとかマジでスゴイですからね。

しかも、

そこらの練習してない健常者より速い!!!

この安井さんは、

「おれは片足だろうが絶対にいける」

という強い意志のもと、取り組んでいるのです。

「可能」を、勝手に「不可能」に変えてはならない

アンソニー・ロブルスって人を知っていますか?

片足のレスリング選手なんですが、全米アマチュアのチャンピオンなんです。

しかも、

  • 健常者を相手に

です。

決勝の相手は前年度のチャンピオンでした。

彼は生まれながらに片足がありませんでした。

片足で走れなかったことが理由でイジメられたんです。

しかし、

彼の母親はこういった。

「松葉杖でも走ることができるのよ」

「あなたは走れるの。なぜ勝手に走れないと決め付けるの?」

結果、アンソニーは、松葉杖で走れるようになったんです。

すると、友達が自然にできるようになりました。

ケンカも健常者と同じように、取っ組み合いをするくらい明るく活発になりました。

そして、彼は、高校でレスリングと出会うんです。

この時のコーチも素晴らしい人でした。

コーチ

「君も見てるだけじゃなくてやったらどうだ?体がしっかりしている。無理にとは言わないが」

アンソニー

「私にできるわけないでしょう…」

家に帰ったアンソニーは母に相談しました。

(反対されるかな…?)

と思ったら母親の回答は意外でした。

「いいじゃない。やりなさいよ。いつも取っ組み合いのケンカをしてきたでしょう。あれと一緒よ!」

とうぜん、片足のハンデがそうやすやすと埋まるほど、現実は甘くはありません。

しかし、

アンソニーは素晴らしい素質を持っていました。

それは、

  • 素直である

という素質です。

レスリングを始めたときに、アリゾナ州チャンピンに教えをこうたのです。

「どうすれば、あなたみたいに強くなれるんですか?」

と。

するとチャンピオンはアンソニーをトレーニングルームに連れて行くわけですよ。

このアリゾナ州チャンピオンは、みんなが帰った後もトレーニングをしていたんですね。

たった一人で。

それを片足のアンソニーにも「やらせ」たんです。

このとき、アンソニーは

「普通の努力をしていたら、強くなれないと気づいた」

と言っています。

そのトレーニングの結果…

彼の握力は80キロにも到達し、ベンチプレスも138キロをあげるようになりました。

しかし、

そんなアンソニーもレスリングを辞めざるをえないようなトラブルに巻き込まれます。

母親が病気で倒れたんです。

※アンソニーは母子家庭だった

アンソニー

「俺、大学辞めて働くよ」

母親

「レスリングはどうするの?」

アンソニー

「辞めるに決まってるじゃないか」

でも、母親はそれを許しませんでした。

「可能なことを勝手に不可能にしてはならないの!どうしたら両立できるか頭で考えなさい!」

そこで考えた彼は練習を早めに切り上げて働くことにしたんです。

レスリングと仕事の両立をしたんです。

その結果、

  • 全米チャンピオン

そう。健常者を相手にね。

障害をイイワケにして生きる道もあります。

…でも彼は、それを選ばなかった。

この世に生を受けた人間は脚が1本であれ2本であれ困難に立ち向かわなくてはならない

どう生まれたかではなくどれだけ価値のある者になれるか

逞しくあれ可能性を高めよ

そのために痛みが伴おうとも私は不満をこぼす事はないだろう

私の魂は屈する事はない

どんな敵に立ち向かおうとも恐れることはない私は自分の可能性を知っているから


より引用

いかがですか?

僕らは日本という国に生まれた時点で、すでにラッキーです。

恵まれています。

おそらくこのメルマガを呼んでいる方のほとんどの人が、健常者だと思います。

※なかには障害を持った方もいると思いますが

そんな恵まれたアドバンテージがあるのに、それを活かさないなんて、笑われますよ。

今回のトライアスロンでも、片足で激坂を登っていく安井さんを、ぼくは目の前でみました。

同じ自転車コースを、ぼくは両足でこぎ、彼は片足でグイグイ登っていく。

こんな衝撃はありませんでした。

(オレはどんなに恵まれているんだ!)

本当にそう思いました。

安井さんもアンソニーも、可能なことを勝手に不可能にしなかったんです。

「わたしは◯◯だから…」

とイイワケをするか?

それとも、できる方法を考えるか?

あなたは、どちらを選ぶ?

山本