ザッポスという有名企業はなぜAmazonに買収されたのか?
こんにちは。
YMC株式会社のヨリミツです。
「ザッポス」という会社ご存知でしょうか?
靴のネット販売の企業です。
さらに、この会社は秀逸な顧客対応で有名になった企業で、のちにAmazonに買収されて話題になりました。
このザッポスの顧客対応が秀逸な代表例としては
- 顧客からの電話には時間制限なしで対応して良い
- サイズがあわなかったら返品可能
など、そのときまでは考えられなかったサービスを顧客に提供していました。
そしてここからが実はあまり知られていない情報です。
なぜザッポスはAmazonに買収されたのか?
ザッポスという有名企業はなぜAmazonに買収されたのか?
お金を出せば目がくらんだのか?
それともAmazonが法外な買収費用を提案したからか?
様々な予測はできますが、実際は違います。
実際はAmazonの敵対的買収戦略のなかで、ザッポスは資金がショートしそうになり「たたき売りさせられた」んです。
Amazonは自社のサービスに、ザッポスという新しい風を取り入れたくてしょうがなくなりました。
そこでAmazonのCEOであるジェフ・ベゾスは、ザッポスが売っている全ての商品内容をザッポスより安い価格で販売したんです。
もちろんそのAmazonが売った商品は、ほとんどにおいて全てが赤字。
このとき、Amazonはザッポスよりも規模が大きく、ザッポスよりは多くの資金をもっていました。
そしてAmazonはザッポスを体力勝負で追い込んで、経営を破錠させるようにもっていったのです。
たまに、
「Amazonが良い会社だから買えたんではないの?」
とか
「話し合いで上手くまとまったのではないか?」
などを聞きますが、事実は全くちがって、ジェフ・ベゾスが意図的に追い込んで、ザッポス側が売らざるえなくさせていたんです。
これは一つの例ですが、経営においては、やはり正確な情報は必要だと思います。
SNSで飛び交っている二次情報に振り回されないようにしよう
一次情報、二次情報という言葉があります。
- 一次情報→自分で、みて、聞いて知った直接的な新しい情報
- 二次情報→インターネットなどが最近の代表的例で、誰かが編集した記事によって知った情報
このように情報には何段階かの種類があります。
全ての情報を、一次情報で取得することは時間の制約などあり、現実的に難しいと思います。
しかし、
- これは重要だ!!
と自分が感じる情報については、なるべく1次情報を取得することが、正確は情報にたどり着く一番の近道だと思います。
間違った情報を元に経営の指針をきめていたら、間違った方向にすすんでいってしまいますからね。
例えばよく治療院にも電話がかかってくる、「SEO対策」の営業。
これって本当にその通り成果出ると思います?
これの詳しい内容はここでは説明しませんが「間違いないSEO対策」など存在しません。
なのに、あたかも
「SEOをすることによって、無料でバンバン露出が増え、集客が強化される」
なんて言う人がいますよね?
このあたりは「なぜSEOには唯一の正しい答えがないか」を知っておくと、対応がしやすくなるのだと思います。
やはり何事も正確な情報が必要ですね。
それでは今日はこのへんで。
ヨリミツ