治療院のホームページを作っても集客できない?

2013年4月14日

YMC株式会社の山本です。

ヤフーやグーグルなどの検索エンジンから、集客するのは難しくありません。

検索エンジンから、ブログやHPにアクセスさせて、実際のお店に月間で20~30名の患者さんを集客するのは、普通にありえることです。

ただ、その前に知っておかねばならないことがあります。

それは、検索している人の意図を汲み取ることです。

集客できる検索の種類とは?

では、まず「どういう人が検索エンジンから訪問してくるのか」を解説しましょう。

少し考えればわかりますが、「ネットで検索」している読者は、この時点で「何か解決策を探している」ということになります。

あなたのお客さんはどんな意図で探しているのでしょうか??

●ナビゲーション型の検索

特定のホームページなどに直行するつもりで検索すること。正確なURLを知らないため検索されることがある。指名検索とでも言いましょうか。

【例】

「ヤフー」
「高知空港」
「品川プリンスホテル」

●情報探索型の検索

ほとんどの検索がこれに当てはまると言われています。情報そのものを探すのが目的の検索。手早く情報が知りたくて、調べている検索。

【例】

「パイレーツ・オブ・カリビアン 俳優」
「足の疲れ ツボ」
「高知空港 場所」

●商業目的型の検索

近々、開くはずの飲み会の場所を探すような検索。「どこの店が評判が良いかな?」ということを調べている状態。情報探索型と次に紹介するトランザクション検索とのちょうど中間。こういう検索で来るアクセスは潜在顧客とみてOK。すぐに来店はしないが、のちのち来るかもしれない。

【例】

「恵比寿駅 美容院 評判」
「ホームページ集客 専門家」
「ダイニングバー 口コミ 渋谷区」

●トランザクション型の検索

もうすでに何かを買おうとして検索している状態。今日デートで行くお店を探しているような検索。今すぐ客。最も来店する可能性が高い。

【例】

「イタリアンレストラン 恵比寿駅」
「高知 帯屋町 美容院」
「茶のしずく 通販」
「5日間 京都旅行 激安 パッケージ」

大まかに、この「4種類」の検索があると言われています。

無論、トランザクション型の検索が最も重要度が高いので、ココを狙うべきです。

では、あなたの業種に適応する「トランザクション型の検索ワード」ってどうやって見つけてくるのでしょうか?

患者さんの気持ちを想像してください

「めっちゃ歯が痛い!!昨日あたりから急に虫歯がうずきだした・・・。バファリン飲んでも全く効かん!」

っという状況を想像してください。

あなたは、歯がズキズキと痛んでいます。放ったらかしにした虫歯が限界をむかえてきています。

心臓が鼓動のたびに・・・

「ズキン!ズキン!」

と、脈を打つかのごとく、電気が走ります。ポッカリと穴が開いた歯。ほっぺは殴られたかのごとく腫れています。

痛みをごまかそうと、顔をつねったり、手をつねったりしても全然ダメです。鎮痛剤を飲んでみたり、クッサイ正露丸を歯に詰めても痛みはおさまりません。

「今すぐ歯医者に行って、痛みを止めたい!」

ってとき、あなたはどうしますか?

1,かかりつけの歯医者に行く
2,すぐに処置できる歯医者を探す

おそらく、このどちらかだと思います。夜中だったら、救急に行くということも考えられますが、特殊すぎますので、ないとします。

かかりつけの歯医者に電話したら、休診日だった。タウンページは見当たらない。さて、どうしますか?

ネットで検索しよ!ってなるわけですね。

●今すぐ痛みを止めたい
●すぐ行ける歯医者

こういう状態で、なんていう言葉で検索するでしょうか?

「〇〇駅 歯医者」
「〇〇市 歯医者」

って検索しませんか??さらに、もっと条件を付け加えます。

その日が「日曜日」だったとします。休診の歯医者さん多いですよね。

「〇〇市 歯医者 日曜日」
「〇〇駅 歯医者 無休」
「○○市 日曜営業 歯医者」

などと検索すると思います。つまり、これが集客できるキーワードです・・・

「〇〇駅 歯医者」「〇〇駅 歯医者 無休」などと検索したときに上位に出れば、「今すぐ行きたい!」って患者さんを集客できる可能性が高いということです。

次回はどうすれば上位に上がるかを説明していきます。

山本