ターゲットに合わせて販促物は変えよう
こんにちは。
YMC株式会社のヨリミツです。
本日も先生の経営に直結するネタをお届けしたいと思います。
よろしくお願いします。
いまフィリピンにいるのですが、テレビを付けているとJOY(食器洗剤)の宣伝をしていました。
そしてなんと・・・
コンセプトが日本と一緒(笑
たくさんのタッパーを並べて、どの洗剤が一番汚れが落ちるか?
というテストをするというCMです。
ただ違う点が何点かあります。
それは・・・
- 出演者の背景
- 出演者
この二つです
これは書籍『影響力の武器』にもあるのですが、ターゲットに対して親近感(書籍の中では影響力)を出したいわけです。
もしこのCMで、欧米の家で欧米人を起用していると、現地フィリピン人にはどの様に見えるでしょうか?
そしてこれが日本人だったとしても同じです。
フィリピンでは、日本の様な先進国基準の綺麗な家なんて、ほとんどありませんし、多くの層が灰色のブロックを積み重ねた様な家に住んでいます。
このフィリピンでのCMは、誰にこの商品を買わせたいか?
が具体的にメッセージとして織り込まれています。
つまりフィリピン人のお母さんに買わせたいわけです。
なので出演者は女性、おそらくは30~40代、見た目は特にキレイではなく一般的なフィリピン人のおばちゃん、体型は小太り。
実験している家の背景は灰色のブロックを重ねて作った様な作り、つまり一般的なフィリピン人が住んでいる家という感じです。
この様に、コンセプトは一緒でも、全ての背景をフィリピン人女性が親近感を持てるようにアジャストさせているわけです。
JOYを売っているのはP&Gですが、さすがグローバルに生き残る企業です。
やっていることが細かいです。
ターゲットに合わせて販促物は変えよう
これを治療院のビジネスに活かそうと考えるとターゲッティングが重要ってことになります。
先生が狙いたいターゲットは、何歳くらいでしょうか?
性別は?
どの当たりに住んでそう?
どのような服を着ていそうか?
これらを決めることができたら、このイメージに近いイメージ画像、この人達が使いそうな言葉・・・などなど
狙いたいターゲットに対して親近感の影響力を出していきます。
そのターゲット達は自分たちと似ている人が起こしている行動だと言うことで、心理的に影響を受けます。
これが先生の治療院への来院を強く促す要因となるのです。
間違っても30~40代がターゲットなのに、高齢者のイメージ画像などは使わないでくださいね。
ターゲットに対して「あ、ここ違うわ」って感じられてしまいますので。
それでは今日はこのへんで。
ヨリミツ