予約のすっぽかし率を減らす方法
こんにちは。
YMC株式会社の山本です。
本日は、
- 予約のすっぽかし率を減らす方法
についてお話します。
予約のすっぽかしをされると、非常にダメージがでかいですが、ちょっとした工夫で、大幅に改善されるようです。
以下の実験で、その方法が明らかにされています。
あるレストランの所有者は、すっぽかし
(予約をしておきながら反故にしてキャンセルの連絡もしない)
の率を大幅に下げることに成功しましたが、それは受付係の応対を変えたおかげでした。
それまでは予約を受ける際に
「キャンセルなさるときはお電話ください」
と言っていたのを、
「キャンセルなさるときはお電話いただけますか」
と尋ねるようにしたのです。
もちろん、ほぼ全員の客がこの問いに「はい」と答えて電話することを請け合いました。
さらに重要なのは、彼らが自分が請け合ったことは守らねばならないと感じたことです。
結果、すっぽかしの率は30パーセントから10パーセントに下がりました。
『影響力の武器 実践編「イエス!」を引き出す50の秘訣』より引用
いかがでしょうか?
ちょっとしたヒトコトが大きな影響力を持つのです。
「言ったことは守らなければならない」という心理を利用すればキャンセルが減る
人間は、
「自分で発言したことは守らなければならない」
という心理が働きます。
上の例で言うと「はい」とオッケーしたわけなので、すっぽかしをしてしまうと、自分で発言したことを守れなくなるわけです。
なので、
- キャンセルをせずに来店する
- キャンセルの電話をいれる
ことが守られやすいわけですね。
このテクニックは、年配の人であればあるほど、効果が高いそうです。
あとは、同じような理由で、
- 次回の予約の日程を、患者さん自身に書かせる
というのも有効です。
治療院のスタッフが日付を診察券に書いて渡す、のではなくて患者さんに自ら記入させるわけです。
これも、同様の効果があります。
あとは、
- 次回の施術の金額を、いま前払いさせる
ということも超効果的です。
もちろん、納得できるような「前払いしてもらう理由」を添えればオッケーです。
たとえば、
「前払いすると、10%ほど割引価格になります」
というキャンペーンなどにすれば良いわけですね。
実際に上手くいっている事例も聞いています。
次回予約の来店率が劇的に上がる方法まとめ
- 「キャンセルなさるときはお電話いただけますか」と聞き「はい」と言わせる
- 次回の予約の日程を、患者さん自身に書かせる
- 次回の施術の金額を、いますぐ前払いさせる
ぜひ、利用してみて下さい。
山本