集客効果を高める『ストーリー』の秘密
こんにちは。
YMC株式会社の山本です。
チラシやHPを作るときに集客効果を高める目的で、
●ストーリーを語る
という必殺技があります。
あなたが提供したい施術の開発秘話を語ったり、あなたが治療家になった経緯を語ったり。
色んなパターンがありますが、ストーリーってのは人を動かすパワーがあるんですね。
ポカリスエットなども、開発秘話を公開しています。
こんな感じで、ストーリーを語ることで、ファンにさせることができる。
先日、ディズニーの研修に参加しましたが、そこでもストーリーは随所に使われていました。
例えば、
ディズニーのキャストは、入社したら必ずウォルト・ディズニーの創業ストーリーをビデオを見せられるそうです。
●どんな理念でこのディズニーランドを作ったか?
っていうストーリーを必ず見せる。
理念を教育するためには、とっても効果的ですよね。
つまり、我々経営者はこういったストーリーを語る必要がある。
ちなみに、
僕もスタッフの面接時には、YMC株式会社の成り立ちや、自分が「なぜこの仕事をしているのか?」っていうストーリーを30分くらい話します。
●経営者はストーリーテラーであれ
ってことなんですね。
ストーリーを語るうえで「主人公」のキャラ設定は超重要
僕は映画を観るのが好きだし、ビジネスの参考になるのでいろんな洋画や邦画を見ます。
観たときは、必ずストーリーを分析します。
すると感動するストーリーは、ほぼ間違いなく“テンプレート”に当てはまっています。
それもそのはず、映画のストーリーには、
●プロット
と呼ばれる筋書きがあるんですね。
だいたい、お決まりの構成になっているわけです。
観客が熱狂し、支持されるような、ヒットする映画のパターンって決まっているんです。
プロットに関して語らせれば長くなりすぎますので割愛するとして、“主人公の見せ方”は大事なので解説しておきます。
治療院の創業ストーリーを語るとしたら、主人公は経営者である“あなた”になるわけですよね。
●あなた(主人公)の見せ方
は非常に重要なんで覚えておいて下さい。
なぜならば、観客は主人公であるあなたに自分自身を重ねるからです。
主人公に感情移入し、主人公の視点を通してストーリーに描かれている世界を見ることでストーリーに引き込まれていくわけです。
「主人公」は人間味がなくてはならない
主人公のキャラ設定にもちゃんとセオリーがあります。
主人公は、共感できるキャラじゃなければならないからです。
たとえば、
完全無欠で欠点のない神みたいな主人公は、人間味がないので共感されません。
アイアンマンの主人公である、トニー・スタークは、
天才で大金持ちですが、女好きでアル中になるような精神的なモロさが描かれています。
- 弱さ
- 不完全さ
- 気まぐれ
- 悪癖
などの欠点が多いキャラであればあるほど、観客は共感をいだくんです。
つまり“人間的な弱み”って、見せたほうが共感されるのです。
しかも、そういった“弱み”はストーリーにおいて目指すべきゴールを与えます。
『ドラえもん』では、のび太の弱みが存分に描かれているわけですが、
その弱い部分を克服していくストーリーになっているわけですね。
観客は、主人公が自分の欠点に向かい合いそれを克服するのを見るのが好きなんです。
経営者は強がりです。
「誰にも弱みを見せてはイケない」
「オレは一人で生きていくんだ」
という人は、誰からも共感されないし助けてくれません。
ぜひ、あなたも「自分の弱み」を見せて下さい。
- いかに自分がダメであったか?
- いかに自分が浅はかだったか?
- いかに自分が弱い人間であるか?
それを敢えて見せることで、患者さんやスタッフはあなたに共感できるようになります。
欠点を見せ過ぎてはダメですが、我々は完璧ではないんですから敢えて見せることも大事です。
山本