『ハリーポッター』は12社に、出版を断られていた
こんばんわ。
YMC株式会社の山本です。
『ハリーポッター』
読んだことあります?
映画で観た方のほうが多いかもしれませんね。
他にも『ハリーポッター』は、USJでのアトラクションになっている。
つまり、全世界で大ヒットした、コンテンツなんですね。
作者のJ.K.ローリングは、いまや大金持ちです。
しかし、この『ハリーポッター』という小説は、もともと12社に「出版を断られている物語」だったって知ってますか?
1作目を書き上げた当時、作者のJ.K.ローリングは、中年のシングルマザーの生活保護受給者でした。
出版社に持ち込むも、まったく相手にしてくれない…。
でも、彼女は、めげずに13社目の出版社に『ハリーポッター』を持っていきました。
持ち込まれた13社目の担当は、自分で判断せず、「自分の子供」に読ませたんですね。
そしたら・・・
「パパ!これは他のどんな物語よりもずっと素敵だわ!」
あとは、あなたが知る大ヒットに。
この逸話で、われわれが学ぶべきことは、3つあります。
まず1つ目は、
- 『ハリーポッター』は書き上げられていたこと
です。
アイディアで終わらせず、ちゃんとカタチにして、世に出すことの大事さ
1995年に、J.K.ローリングは、第1作『ハリーポッター・賢者の石』を書き上げたあと、出版社に持ち込んだわけです。
これが、『単なるアイディア』だったら、どうでしょう?
中年のシングルマザーの生活保護受給者が、
「こんな魔法使いの少年の物語のアイディアがあるんですが!」
と出版社に乗り込んでいたら?
- 狂人が来た
と警察に通報されていたかもしれません。
でも、出版社に出向くという行動を取っているだけ素晴らしいです。
「こんな魔法使いの少年の物語のアイディアを思いついたわ…」
と単なる妄想で終わってたら?
絶対に、『ハリーポッター』はこんなに大ヒットコンテンツにならなかった。
多くの成功しない治療院経営者は、アイディアだけはスゴイです。
でも、やらない。
行動しない。
数少ない成功する治療院経営者は、アイディアではなく「カタチ」にします。
実際に「やる」のです。
商品化して、売るんです。
アイディアなんて、誰でも思いつくんです。
やるか、やらないか、です。
そして、学ぶべきところの2つ目は、
- あきらめずに出版社に持ち込み続けたこと
です。
12回ていど失敗したぐらいでは、諦めない人が成功する
作者のJ.K.ローリングが12社までで「あきらめ」ていれば、失敗です。
『ハリーポッター』は世の中に存在しなかったかもしれません。
J.K.ローリングは下記のように、発言しています。
「すべての出版社が断るまで、私はあきらめるつもりはなかったわ」
「失うものは何もなかったし、時に(不採用通知は)挑戦できる勇気をくれます」
チラシをたった1回、2回まいたくらいで
『チラシはうまくいかない!ムキー!』
と言って辞めていたら、いつまで経っても成功しません。
ホームページを1回作ったぐらいで、
『うちの地域はホームページ集客はうまくいかない!ムキー!』
と切れて辞めていたら、いつまで経っても成功しないのです。
繰り返し、繰り返し、やってみるしかないわけです。
最後、3つ目の学ぶべきところは、
- 13社目の出版社の担当者は、自分で判断せずに、娘に判断させたこと
です。
成功できない残念な人は「自分」で判断する
ドル箱になるはずだった『ハリーポッター』を断った冒頭の12社。
その担当たちは、見る目がなかったワケですが、13社目の担当者は、
- 自分で判断しなかった
ワケです。
そもそも、『ハリーポッター』は子供向けの小説です。
子供たちが対象なわけなので、13社目の担当者は自分の娘に読ませました。
いいですか?
残念な人は物事を「自分」で判断します。
ビジネスで成功する人は「お客さん」に判断させます。
これは、われわれ治療院経営者も見習わなければならない。
施術者目線で、
「こんな施術、売れんやろw」
とか決めつけるのはバカのやることです。
とにかく売ってみて、患者さん自身に判断してもらうしかない。
これが正しいスタンスです。
まとめ
- アイディアではなく、世に出せるカタチにすること
- あきらめずに粘り強く続けること
- 自分で判断せずに、お客さんに判断させること
いかがでしたか?
何かの参考になれば、幸いです。
山本