ネットをやらないと治療院に集客できないのか?
YMC株式会社の山本です。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
昔、モハメド・アリというボクサーがいました。
しかし、このアリという選手はヘビー級史上で、最もパンチ力がなかった選手でした。
普通、ヘビー級の選手の軽いジャブは、
●ライトヘビー級(79キロ)のストレートパンチに匹敵する
と言われています。
でも、アリのジャブは、当時ジュニアウエルター級(63.5キロ)の日本人ボクサーのパンチよりも軽かった。
そして、それまでのヘビー級は、足を止めてパンチの打ち合いで試合をするのが普通でした。
極端に言えば動きは、重いパンチの腕っ節勝負で、
ヘビー級でも、パンチ力がないと勝てなかったわけです。
そこに、アリが
「別にパンチ力なくても、倒せば何でも良いんちゃうの?」
と登場したわけです。
●軽量級ばりのフットワークと軽いジャブでヘビー級選手を翻弄した
アリは、パンチのタイミングさえ合えば、軽く放ったパンチで倒れるのを証明したのです。
これが俗にいう「スピード革命」でした。
大男たちが、力任せに殴り合いをしていたヘビー級に、華麗なフットワークと鋭い左ジャブを活用する、アウトボクシングを持ち込んだわけです。
その後、アリはヘビー級王座を3度獲得します。
ついた異名はグレイテスト。
この異名はいわば永久欠番で、長嶋茂雄の永久欠番と同じ。
アリ以外にはつかない異名でした。
●グレイテスト=最も偉大
パンチ力がないと勝てないのか?
「パンチ力」と、「勝つ」ということは、相関関係があるのかというと・・・
●別に関係ない
「別にパンチ力なくても、倒せば何でも良いんちゃうの?」
この考え方は、非常に大切です。
ようするに「相手のチカラを利用して倒す」という「パンチ」もあるわけです。
モハメド・アリは、止まって打ち合うというパンチ力至上主義の世界に、
「あたらないくらい動いて、見えないところからパンチする」
という革命を起こした。
みんな、
●ネットで集客する=アメブロ・Facebook・SEO・PPC
とか勝手に思い込んでいるわけです。
別に「打ち合いをしなくてはいけない」というルールはないわけです。
ヘビー級であろうが。
ようするに「倒して勝てば良い」だけじゃありませんか?
原理原則から考えれば良いだけです。
「勝つためには、パンチ力はあったほうが良いが必須ではない」
そして「当たらない凄いパンチ」は無用の長物なわけです。
女の子にモテたいとしても、モテ方はいろいろでしょうが?
●ルックスが良くないとダメか?
別にそうではないわけです。顔が整っている人は、そこを特化して磨けばいいでしょう。
●トークは必要か?
実際トークでモテている人がいますが、別に喋らなくても「寡黙な雰囲気のある人が良い」という理由でモテる人は腐るほどいます。
結局、最終的に「モテる」が目的ならば、
ルックスじゃなくていいし、トークでもいいし、ファッションセンスでもいいんです。
誠実さということを売りにしても良いし、金持ちアピールという方法もある。
モテさえすれば、何をやっても良いはず。
何か特定のモノを使わないといけないなんて、単なる勘違いでしかありません。
もっと、「本質的に必要なこと」を忘れている可能性があります。
極論で言うと・・・
●売上げさえあがれば、ネットなんてやらなくても良い
だから、弊社のコンサルでは、ネットの苦手な人には、それ以外の方法も提案しています。
売上があがれば、メルマガやブログなんて、書かなくても良いわけで。
いかがでしょうか?
あなたが持っている、思い込みは一体何なのでしょうか?
山本