成長する治療院の経営者は「◯◯」ができている
こんにちは。
YMC株式会社の山本です。
色んな治療院の経営者を見てきて、分かったことがあります。
成長する治療院の経営者は
- 決めること
ができている、ということです。
治療院の業績は「ノウハウ」とかで左右されるのではありません。
何が要因になっているのか?
そう、
「今年はこれくらいの売上を出す」
「そのためには、こんなことをする」
と決めることです。
治療院の業績が伸びないのは、経営者が
- 「業績が伸びなくても良い」と決めたから
です。
「山本さん!そんなことを決める治療院経営者がいるわけないじゃないですか!」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、
こんなに治療院を取り巻く環境が激変しているのに、何も対策を取らない経営者は、
「業績が伸びなくても良い」
「治療院が潰れてもいい」
と決めたのと同じなんです。
治療院の業績は、経営者が「決めた」ようにしかなりません。
ところが、業績のあがっていない治療院経営者は、
- 決められない
のです。
決定に正しいもクソもない、とにかく決めろ!
業績の上がらない治療院経営者は、グズグズして1つも決められません。
決めずに、先延ばしをしまくるのです。
なぜ、「決めること」ができないのでしょうか?
答えは簡単です。
- 正しく決めようとするから
です。
唯一無二の正解を求めて、最高の何かを求めているかぎり、決められなくなります。
「どの情報が正しいのか・・・」
と無意味な取捨選択に時間をかけてしまい、結局、決めずに放置します。
とにかく、あらゆることを、先延ばしにします。
こういう優柔不断な人が経営者になると、絶対に業績が下がります。
あまりにも慎重になりすぎるあまり、経営にスピード感がなくなるからです。
スピード感がなくなれば、時代の変化についていけなくなります。
そもそも論として、僕ら経営者は、決定に「正しさ」を求めてはいけません。
なぜならば、正解はやってみないとわからないのですから。
そして、なにより「正しさ」は、患者さんが決めるものです。
決定が早ければ、実行も早く、間違いに気づくのも早くなり、修正も最短でできる
僕ら経営者が「正しい」と信じていても、患者さんに受け入れられなければ、その決定は、「間違い」と言えます。
良かれと思って、新しい機械を購入して、そのメニューを導入してみても、売れなければ「間違い」なんです。
患者さんに、受け入れられたら(売れたら)続行でOK。
患者さんに、受け入れられなかったら(売れなかったら)速攻で修正し、新たな計画を進めていく。
つまり、大切なのは
- 「正しさ」ではなく「決定の早さ」
なんです。
決定が早いと、実行するのも早くなります。
そして、間違いに気づくのも早くなり、結果的に、正解に一番早くたどり着けるわけです。
あなたは、いつまでも「正しい唯一無二の経営ノウハウがある」と勘違いしていませんか?
そんなものは、存在しません。
とにかく、決めて動き出すことです。
山本