なぜ、阿久悠が作詞した曲はこんなにもヒッ​トしたのか?

こんにちは。

YMC株式会社の山本です。

  • 20世紀を代表する作詞家

って言えば、誰が思いつきますか?

そう、阿久悠(あく ゆう)ですね。

下記は、すべて阿久悠の作詞した曲です。

  • 津軽海峡・冬景色/石川さゆり
  • 居酒屋/五木ひろし/木の実ナナ
  • 宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお/ロイヤル・ナイツ
  • 舟唄/八代亜紀
  • 時代おくれ/河島英五
  • 時の過ぎゆくままに/沢田研二
  • 街の灯り/堺正章
  • 勝手にしやがれ/沢田研二
  • また逢う日まで/尾崎紀世彦
  • UFO/ピンク・レディー
  • 青春時代/森田公一とトップ・ギャラン
  • 学園天国/小泉今日子
  • あの鐘を鳴らすのはあなた/和田アキ子
  • 五番街のマリーへ/高橋真梨子
  • もしもピアノが弾けたなら/西田敏行
  • 熱き心に/小林旭
  • 北の宿から/都はるみ
  • ウルトラマン タロウ/武村太郎/少年少女合唱団みずうみ
  • お手やわらかに/夏木マリ
  • 学園天国/フィンガー5

なんか、全部聞いたことがありそうなヒット曲ばかり…。

阿久悠は、こんなにヒット曲を作詞することができたのは、なぜでしょうか?

なぜ、阿久悠が作詞した曲はこんなにもヒットしたのか?

まず、最大の理由は、これでしょうね。

  • 圧倒的な作詞数

彼は、作詞家として数々のヒット曲を送り出すわけですが、生涯、作詞した曲は5,000曲以上

これは、圧倒的な数ですよね。

そもそも、作詞した数がメチャクチャ多い。

ちなみに秋元康も、数々のヒット曲がありますが、阿久悠に負けない5000曲以上を手がけているそうです。

5,000曲のうち、ヒットしたのは100曲ほどと言われてます。

つまり、50回ほど、作詞をして、ようやく1回ヒットです。

1回のヒットが生まれるまで、49回は失敗していることになるわけです。

チャレンジした回数が多ければ多いほど、ヒット曲も多くなる。

何曲も作っていくうちに、コツも分かってくるだろうし、精度も良くなってくる。

なので「圧倒的な数」の曲を作ったことが1つの要因だと思います。

とにかくチャレンジ回数を多くしたやつが勝てる確率があがる

こういった観点でいうと、成功したいならば、

  • あなたはどれくらいチャレンジをしているの?

という話になります。

これまで、

「どれくらい新しいサービスを企画してみた?」

「どれくらい新しいキャンペーンを告知してみた?」

「どれくらい新しいチラシを撒いてみた?」

「どれくらい新しいHPの記事を更新してみた?」

「どれくらい新しい問診の方法を試してみた?」

「どれくらい新しくセールストークをやってみた?」

この数が一桁だったら、圧倒的に試行回数が少ないわけです。

たった1回チャレンジして失敗しただけで、すでに諦めているとしたら、

阿久悠や秋元康に笑われますね。

「いやいやいや、お前全然チャレンジしてねぇじゃん!」

ってね。

あの阿久悠でさえ、50曲作って、やっと1曲のヒットです。

一度や二度、失敗したからって、諦めるのは早すぎかもしれませんね。

山本