生まれながらに病弱だった「とある起業家」の話
こんにちは。
YMC株式会社の山本です。
「うちはお金がないから…」
「うちは人材が不足してるから…」
「うちは立地が悪いから…」
と弱みを嘆いている方いますよね?
そんな方は、続きを読んでください。
嘆いている場合ではありませんよ。
その「弱み」を利用するのです。
生まれながらに病弱だった「とある起業家」の話
あるところに、とても貧乏な少年がいました。
オヤジが米相場に手を出し失敗して、小学校を中退するハメになり、単身で親元を離れて大阪に丁稚奉公に出ました。
その後、いろいろな会社に勤めたものの、あるときに会社を辞めることになります。
彼が会社を辞めたのは、23歳の頃。
当時、すでに奥さんがいたので、安易に仕事を辞められる身分ではありませんでした。
でも、会社を辞めたのには大きな理由があったのです。
彼は他の人と比べて、病気がちでした。
当時、日給制で、病欠すれば、当然のように給料が減ってしまいます。
「おれ、身体弱いし、こりゃ、雇われてたら生活できんわ」
ってことで会社を辞めて、商売を始めることを決意します。
それで、身内と友人と5名で、とある機械部品の製造会社を設立。
彼が考案した「二股ソケット」は飛ぶように売れることに・・・。
その後も、彼は40歳過ぎくらいまでは、寝たり起きたりの状態で仕事を進めていましたが、自分が働けないぶん、人に任せることができ、多くの優秀な人材が育ちました。
結果、彼の会社は「世界的企業」に成長することになります・・・。
そう・・・
彼の名は、パナソニック創業者の「松下幸之助」。
松下幸之助は、のちにこんな言葉を残しています。
「自分は病弱だったから、すべて人に任せました。結果的にはそれで人が育ち、事業が成功しました。病弱だったのは不運でしたが、結果的にはそれが幸運でした」
いかがでしょうか?
松下幸之助は、生まれつき病弱で18歳のときに肺結核の一歩手前になります。
その後、松下電器を興すも、寝たり起きたりの状態で仕事を進めていました。
しかし、だからこそ、「人に任せること」ができたんです。
人に任せることで、人が育ち、事業は成功した。
弱みが、強みに転換したわけです。
「弱み」は、「強み」に転換することができる
「うちはお金がないから…」
「うちは人材が不足してるから…」
「うちは立地が悪いから…」
と弱みを嘆くだけでは、ダメです。
弱い部分があるからこそ、それを活かすのです。
お金がないなら、そのぶん、アイディアが出せる。
人材が不足しているなら、そのぶん、お客さんに親身なクオリティの高い接客ができる。
立地が悪いなら、隠れ家や穴場という立ち位置にもなる。
「弱み」は、ある意味で「強み」にすることができるのです。
あなたの「弱み」はなんですか?
その「弱み」は、どのようにしたら「強み」に転換することができますか?
山本