4月に採用した新卒スタッフが早くも辞めて​しまいました

こんにちは。YMC株式会社のヨリミツです。

今日は、今年の新人について書いていきたいと思います。

なんと、4月に入った新人2人なのですが、すでに1ヶ月目にて離脱者がでてしまいました。

悲しいことなのですがハッキリいって本人の気持ちを変えるのは難しいです。

現段階では、1人脱落という結果になりました。

せっかく採用したのに本当に残念です。

この早期の離脱にも、いろんな理由はあると思います。

仕組み上では、この2つ

  1. 自社の売り上げ内容
  2. 自社の研修システム

これにあると思います。

自社の売り上げ内容が、他の整骨院とは大きく違ったこと

まずは、自社の売り上げ内容が、他の整骨院とは違うこと。

ヨリミツ治療塾では、自費診療、自賠責診療この2つで99%の売り上げを構成しています。

そしてこれの何が問題かというと、自費診療の売り上げをあげるためには、ある意味「それに耐えうるスキル」を身につける必要があるってことです。

それに耐えうる具体的なスキルとは、

  • コミュニケーションスキル
  • セールススキル
  • 施術スキル

この3つになります。

新人研修では、これらの能力がいち早く習得できるように、給与ありで1~2ヶ月間の研修をして詰め込みます。

この段階で新人は「ふるい」にかけられていくわけです。

特に、他の整骨院でアルバイトをしたことがあるスタッフは大きなギャップを感じたことでしょう。

自費診療のみで経営していくとなるとセールスに対する妥協ができないので、この部分になんらかのギャップを感じる人は離脱の可能性が高くなると思います。

自費診療が中心なので、研修内容が新人スタッフが思っていた内容とギャップがあった

そして、次は研修システムです。

いち早く現場で収益を上げるための研修ですので、この期間は学生から社会人にはじめてなった人には、かなりキツイ期間になります。

しかし、余暇を中心に社会人生活を楽しみたいという気持ちが強い人も、「ふるい」にかけられ離脱していきます。

この研修期間中も、会社から給与を支払っているので、いち早く収益を産み出す人材に教育しないとキャッシュフローに大きく影響してきます。

経営者にとって、この「いち早く」という部分もやはり妥協できない部分です。

なので、この期間に自分の自由時間をどうしても確保したいという人は、離脱の可能性が高いと思います。

いろいろと理由はあるでしょうが、実際、雇ってみないと、わからないことは、たくさんありますよね・・・。

でも、せっかく入社してもらった新人に離脱されるには本当に残念でたまりません。

「早い段階でミスマッチを防げた」と考えるしかない

しかし、この研修期間の研修プログラムには、ある意味「ふるいにかける」という意味も含まれます。

本当は1人の離脱者も出さずに研修を終了し、現場で活躍してもらいたいのですが、全部が上手く行くことは難しいです。

それに強がるわけではないですが、最初の内に適合できるかどうかを、早い段階で判断しないとあとになると、研修に手間暇をかけている分、こちらの傷も更に深くなっていきます。

なので途中離脱者が出ることは本当に残念ですが、お互いのために仕方のないことだと思います。

それに、もう来期の採用計画は始まっています。

それに集中することのほうが過ぎ去ったことを悩むよりはるかに重要です。

経営というのは、ほんとに様々なことが起きます。

そして多くのことが自分以外の部分で起こり、これは防ぎようがありません。

裏を返すとこれに意識を集中させても変化させることができないので、意味がないともいえます。

元大リーガーの松井秀喜はこのように発言しています。

「他人は変えられない。自分のコントロールできることに集中するだけ」

私も同じ意見で、人は変えれないと思っています。

そうすると残されたのは、やはり

  • 自分ができることにフォーカスする

ということです。

今回の件は、本当に残念ですが諦めずに私も成長していきたいと思います。

それでは今日はこのへんで。

ヨリミツ