ファミスタの『ピノ』

2018年4月4日

『足が速い。ファミスタのピノみたい(笑)』

byイチロー(当時、西武だった片岡の印象を聞かれて)

こんにちは。

YMC株式会社の山本です。

ファミスタやったことあります?

おそらくこれを読んでる方は、小学生のときに、友達の家に集まってファミコンをやった世代ですよね?

よくやったのが、ファミスタという野球ゲームです。

ファミスタに出てくるチームで、ナムコスターズっていう架空のチームがあって、

その中の選手である『ピノ』がスゴかったんです。

なんせ、打ってから一塁到達がメチャクチャ早くて、バントしたら、ほぼ出塁できます(笑)

しかも、盗塁も楽勝なんです(笑)

一塁から盗塁したら、キャッチャーが二塁に送球する間に、三塁まで進めるほどの走力。

2番バッターがスクイズして、はい一点というお決まりのパターンですね。

って感じで、この『ピノ』は、とにかく足が速いキャラクターでした。

30年くらい前にやったゲームですが、いまだに覚えている強烈なキャラクターですね。

※逆に言うと他のキャラクター名は覚えていない・・・

あなたも、こんな感じで、強烈に印象に残っているキャラクターとか、ありませんか?

なぜ、こんなにも印象が残るのかというと・・・

答えは簡単で、一芸に秀でているからです。

しかも、圧倒的にナンバー1で。

圧倒的ナンバー1にならないと、だれも覚えてくれない

僕らが企画する180日間の経営プログラムで、

  • とにかくナンバー1になろう

というテーマで、いつもディスカッションをしています。

どう考えても、患者さんからすると、ナンバー1のお店に行きたいわけです。

あえて、妥協してナンバー2のお店に行きたい人なんて、ほとんどいない。

なので、お店側としては、意地でもナンバー1にならないとダメなんです。

そう『ピノ』のように。

どこでナンバー1を取るか?勝てる分野を見つけてナンバー1を名乗ろう

このナンバーワン戦略ですが、少し経営を勉強した方なら「知ってる」と思います。

ようは、地域ナンバー1になれれば、有利にビジネスが進められるよ、という戦略ですね。

「ああ、それね。知ってるよ。でもナンバー1なんて、なかなか取れないのが問題じゃん」

という感じで、あまり重要視してない方も多いと思います。

要は、ナンバー1を取りに行くことを、はなから諦めている。

しかし、ナンバー1は意外と簡単に取れるんです。

どんなに小さくても良いので

  • この範囲なら自分たちが一番になれる

という分野に設定したら良いのです。

たとえば、圧倒的に強い治療院が近くにいたとしても、

「産後骨盤矯正の患者数なら第一位だ」

「自律神経失調症の患者さんの声なら一番多い」

「うちは接客サービスなら一番すごい」

と言えるかもしれません。

要は、勝っている分野を見つけて、その情報を前面に打ち出すわけです。

あのソフトバンクでさえ、この戦法を使い、iPhoneの日本独占販売権を獲得した

ちなみに、アップルのiPhoneが日本で販売されたときに、ソフトバンクが独占販売権を持っていました。

その際も、このナンバー1戦略を駆使したそうです。

当時、携帯電話の販売実績ナンバー1は、NTTドコモでした。

しかし、ソフトバンクの孫さんは、販売実績で勝負しなかったわけです。

孫さんは、

「ソフトバンクは、日本の携帯電話の純増数でナンバー1だ!」

とプレゼンで強調したんです。

ビジネスの規模や、実績だけでは小規模事業者は大手に勝てません。

だからこそ、自分たちが勝てる分野に設定して、そこでナンバー1と強調することが重要なわけです。

そうすると、絶対に「ナンバー1」と言えるようになるわけですね。

ぜひ、あなたの地域での『ピノ』になってください。

山本