甲子園に出たいなら、甲子園常連チームに入​らねばならない

2017年7月27日

こんにちは。

YMC株式会社の山本です。

「甲子園に出て、プロ野球選手になりたい!」

と、あなたの息子(小学生)が言ったとします。

プロ野球選手にさせたいな、とあなたも真剣に思っていたとします。

さて、あなたはどうしますか?

  1. 「野球入門」という本を買い与える
  2. 「よし!お父さんとキャッチボールだ!」とあなたが教える
  3. 少年野球の名門チームに入部させる

まあ、普通に考えればわかります。

プロ野球選手になる確率が一番高いのは、

「3,少年野球の名門チームに入部させる」

です。

そのあと、中学や高校に進学するにつれ、全寮制の甲子園常連の名門校に入学させると、さらに確率が上がるはずです。

野球しかできない環境にブチ込むわけです。

実際、甲子園常連校は全寮制が多いです。

なぜ、プロ野球選手になる確率がUPするかっていう理由はわかりますよね?

  • そういう環境だから

です。

これは、僕らが学生時代にやっていた競泳にも通じます。

競泳でトップを目指そうと思ったら、トップクラスの選手と同じチームに入らないと、かなり難しいです。

当たり前ですね。

今年も「ツール・ド・フランス」で活躍する日本人選手の新城幸也は、若いうちからフランスに移住しました。

※ツール・ド・フランスは世界的な自転車レース

なぜか?

ヨーロッパに住んだほうが、自転車競技をやる上で、環境が良いからです。

プロ意識の高い強い自転車選手が周りにたくさんいる。

大会もたくさんある。

日本にいるより、遥かに強くなれる環境なんです。

ここで、質問します。

あなたが

「治療院経営で成功したい!」

と思ったときに、

「あ、息子の甲子園の話と同じだ」

と置きかえることができるかを、問いたいわけです。

甲子園に出たいなら、甲子園常連チームに入らねばならない

多くの残念な治療院経営者は、甲子園で言うところの、

  1. 「野球入門」という本を買い与える
  2. 「よし!お父さんとキャッチボールだ!」とあなたが教える

を選択しています。

「治療院経営入門」的な本やDVDを買って、満足しています。

※読みもしない(笑)

そして、ウマがあう身近な治療院経営仲間とだけツルンで、その中の誰かと情報共有します。

ここで、仲間に治療院経営で成功している人がたくさんいるグループなら、それでOKです。

しかし、

みんな「儲かっていない」グループであれば目も当てられません。

プロ野球選手でもなかった、ドシロウトで腹の出たお父さんが集う草野球グループにいるようなものです。

居心地が悪いが基準が高いグループに属せるかどうか?

ただ、野球をしたことがない息子に、

「名門チームに入るか?」

と言えば嫌がるでしょう。

自分がドシロウトなのが、恥ずかしいし、チームメイトに笑われるかもしれない。

でも、息子のためを思うと、弱小チームより、名門チームに入れたほうが絶対に良いのはわかりますよね?

だから、あなたは、無理やり連れて行って、名門チームの練習をさせるはずです。

すると、どうでしょう。

息子は次第に慣れていき、メキメキとチカラを付けて、野球が上達してしまう。

環境って、それぐらい重要なんです。

最初は抵抗があります。

ハードル高いです。

でも飛び込んでしまえば、勝手に慣れます。

気がつけば、成果も上がっています。

自分よりレベルの高い人をまわりに置くと、自然と自分のレベルが上がるからです。

成果を出さない人と、成果を出す人の違いは、ここだけです。

能力の差ではありません。

  • 環境の差

です。

成果を出す人は、環境づくりがウマいです。

自分をそういった環境に追い込んでいますからね。

それが成果を出す秘訣だと、知っているのです。

付き合う人が変われば、成果も変わります。

さて、今度は、自分自身のために

  1. 「野球入門」という本を買い与える
  2. 「よし!お父さんとキャッチボールだ!」とあなたが教える
  3. 少年野球の名門チームに入部させる

どの選択肢を取りますか?

ぜひ、正しい選択をしていただければと思います。

山本