甲子園に出たいなら、甲子園常連チームに入らねばならない
こんにちは。
YMC株式会社の山本です。
「甲子園に出て、プロ野球選手になりたい!」
と、あなたの息子(小学生)が言ったとします。
プロ野球選手にさせたいな、とあなたも真剣に思っていたとします。
さて、あなたはどうしますか?
- 「野球入門」という本を買い与える
- 「よし!お父さんとキャッチボールだ!」とあなたが教える
- 少年野球の名門チームに入部させる
まあ、普通に考えればわかります。
プロ野球選手になる確率が一番高いのは、
「3,少年野球の名門チームに入部させる」
です。
そのあと、中学や高校に進学するにつれ、全寮制の甲子園常連の名門校に入学させると、さらに確率が上がるはずです。
野球しかできない環境にブチ込むわけです。
実際、甲子園常連校は全寮制が多いです。
なぜ、プロ野球選手になる確率がUPするかっていう理由はわかりますよね?
- そういう環境だから
です。
これは、僕らが学生時代にやっていた競泳にも通じます。
競泳でトップを目指そうと思ったら、トップクラスの選手と同じチームに入らないと、かなり難しいです。
当たり前ですね。
今年も「ツール・ド・フランス」で活躍する日本人選手の新城幸也は、若いうちからフランスに移住しました。
※ツール・ド・フランスは世界的な自転車レース
なぜか?
ヨーロッパに住んだほうが、自転車競技をやる上で、環境が良いからです。
プロ意識の高い強い自転車選手が周りにたくさんいる。
大会もたくさんある。
日本にいるより、遥かに強くなれる環境なんです。
ここで、質問します。
あなたが
「治療院経営で成功したい!」
と思ったときに、
「あ、息子の甲子園の話と同じだ」
と置きかえることができるかを、問いたいわけです。
甲子園に出たいなら、甲子園常連チームに入らねばならない
多くの残念な治療院経営者は、甲子園で言うところの、
- 「野球入門」という本を買い与える
- 「よし!お父さんとキャッチボールだ!」とあなたが教える
を選択しています。
「治療院経営入門」的な本やDVDを買って、満足しています。
※読みもしない(笑)
そして、ウマがあう身近な治療院経営仲間とだけツルンで、その中の誰かと情報共有します。
ここで、仲間に治療院経営で成功している人がたくさんいるグループなら、それでOKです。
しかし、
みんな「儲かっていない」グループであれば目も当てられません。
プロ野球選手でもなかった、ドシロウトで腹の出たお父さんが集う草野球グループにいるようなものです。
居心地が悪いが基準が高いグループに属せるかどうか?
ただ、野球をしたことがない息子に、
「名門チームに入るか?」
と言えば嫌がるでしょう。
自分がドシロウトなのが、恥ずかしいし、チームメイトに笑われるかもしれない。
でも、息子のためを思うと、弱小チームより、名門チームに入れたほうが絶対に良いのはわかりますよね?
だから、あなたは、無理やり連れて行って、名門チームの練習をさせるはずです。
すると、どうでしょう。
息子は次第に慣れていき、メキメキとチカラを付けて、野球が上達してしまう。
環境って、それぐらい重要なんです。
最初は抵抗があります。
ハードル高いです。
でも飛び込んでしまえば、勝手に慣れます。
気がつけば、成果も上がっています。
自分よりレベルの高い人をまわりに置くと、自然と自分のレベルが上がるからです。
成果を出さない人と、成果を出す人の違いは、ここだけです。
能力の差ではありません。
- 環境の差
です。
成果を出す人は、環境づくりがウマいです。
自分をそういった環境に追い込んでいますからね。
それが成果を出す秘訣だと、知っているのです。
付き合う人が変われば、成果も変わります。
さて、今度は、自分自身のために
- 「野球入門」という本を買い与える
- 「よし!お父さんとキャッチボールだ!」とあなたが教える
- 少年野球の名門チームに入部させる
どの選択肢を取りますか?
ぜひ、正しい選択をしていただければと思います。
山本