目標値に幅を持たせるとダイエットプログラムの継続率が1.6倍に
おはようございます。
YMC株式会社の山本です。
- 目標に幅を持たせたほうが達成率があがる
という話をします。
実は、キッチリした目標数値を立てるより、幅を持たせた目標数値にするほうが
- やる気
- 達成率
があがるという実験データがあります。
キッチリした目標というのは
- 毎月3冊の本を読む
- 1か月で3キロ痩せる
- 週に1回10キロ走る
といった感じです。
こういう目標を立てるよりも、
- 毎月1~3冊の本を読む
- 1か月で1~3キロ痩せる
- 週に1回5~10キロ走る
と幅を持たせたほうが良いってことですね。
目標値に幅を持たせるとダイエットプログラムの継続率が1.6倍に
書籍『影響力の武器 戦略編』に載っていたんですが、とある研究で、ダイエットプログラムの実践者を二つのグループに分けたそうです。
- Aグループ→「1キロやせる」
- Bグループ→「0.5~1.5キロくらいやせる」
と目標をたてさせました。
プログラム終了後、有料のダイエットプログラムに継続して申し込んだ人の割合は
- Aグループが50%
- Bグループが80%
実に「1.6倍」もの違いが生まれました。
いやー、スゴイですね。
おそらく「幅」をもたせることで、心理的にモチベーションが上がることと同時に、目標に幅の下限があることで達成する可能性もUPします。
ダイエットメニューを提供している先生は、患者さんに目標設定させるときは「幅」を持たせてください。
ちょっとした工夫で、患者さんがやる気になって結果を出してくれると、お店側もうれしいですよね。
ぜひ、取り入れてみてください。
山本