「等価交換」を求めるとビジネスも学習もうまくいかない
こんばんわ。
YMC株式会社の山本です。
先日、とあるオーディオセミナーを聞いてて、良い「気づき」があったのでシェアします。
ビジネスでも、学習でも、なんでもそうですが、
「どれだけ与えられるか?」
の勝負だってことです。
「与えること」
ができない人は、結局、貧乏のままだし、なんのスキルも得られません。
こうやって僕らが無料でメルマガを書いているのも、
「与えること」
の1つなわけです。
このメルマガを書くのもタダじゃないんです。
コストがかかる。
どれだけの時間を使ってきたか、
どれだけのお金を費やしてきたか。
どれだけの命を削ってきたか。
そうやって与えた結果、だいぶあとになって、何かのサービスが売れていく。
ってことです。
タイムラグが、めっちゃあるんです。
そういった意味で、あなたは、患者さんにたいして、先に何かを「与えて」いますか?
自分たちが受け入れてもらえるかは、身を投げ出してみるしかない
結局、ビジネスが成立するかしないかっていうのは、
突き詰めていえば、
- 他者に受け入れられるか、どうか
という世界なんです。
患者さんはいわば他人ですし、誰かと提携をするとしても同じです。
自分を投げ出してみて、受け入れてもらえるかどうか。
しかも・・・
見返りを求めずに、「与えた」ときにだけ、受け入れられます。
これはどの分野でも同じだと思います。
「等価交換」を求めるとビジネスも学習もうまくいかない
うまくいかない人は、
「これやったらこれくらい儲かりそうだから、これだけ投資しよう」
という計算をしてしまう。
それは「等価交換」の考え方ですから、うまく行かないですね。
「してやったから、してよ」
というビジネスライクな考え方ですが、たいてい上手く行かない。
これは、なにかを勉強するときも同じです。
「等価交換」の考え方で学習をしてる人は、すぐにあきらめます。
学習の途中で、
- どうしても分からずつまづく
- こんなに時間掛けているけど、見返りが得られるかどうか分からない
っていう瞬間が、絶対に出てくるんです。
僕は、今、英語をちょっとづつ勉強してますが、毎日、勉強したところで、売り上げに直結しないですからね(笑)
(何のためにやってんだろ。オレ・・・)
という気分になってくる。
「等価交換」の考え方で学習してたら、もう辞めたほうがマシってことになる。
なので「等価交換」の思考を持ち出したらダメなんです。
これはビジネスも同様です。
何か新しい事業をやろうとしたり、新しいチャレンジをするとします。
「この事業をやったら、いくら儲かるか」
「このチャレンジで、どれくらいリターンがあるか」
っていうのは分からないゾーンに入ってきますよね?
マーケットにたいして、
「これだけしてやったから、これだけリターンを返してよ」
と言っても聞いてくれるわけがない(笑)
それでも、突き進むってのは、
「先に与える」
ってことを覚悟してるわけなんですよ。
しかも、見返りを求めずに与える、くらいやらないと、革新的なことは起こらないです。
「等価交換」ではなく「与えた」ときにググッと動き出す
特にマイナースポーツで世界的な成果を出した人は、「等価交換」なんかで考えてませんよね?
僕がやってたビリヤードなんかは、その典型ですね(笑)
ビリヤードで、プロレベルになるために、費やさなければならないお金はどう少なく見積もっても「1千万円」はかかる、と言われています。
僕は10年以上、その世界にいて、それ以上の時間とお金を、ビリヤードという業界に与えました。
もちろん、「等価交換」なんてみじんも考えてませんよね。
- 20代はビリヤードに全てを捧げた
という感じですよ。
でも、それぐらいやったときに何かで一人前になるわけですし、時空を超え、違うカタチでリターンがあるんです。
このメルマガで、こうやってビリヤードをネタにできるってことは、僕にとって大きなリターンなんです。
治療院ビジネスでも同じです。
学習も同じです。
「等価交換」を求めていませんか?
「与えて」いますか?
「与えた」ときに、何かがググッと動き出します…。
山本