子供に教育費をかけるな
東京行きの新幹線のなかより
こんにちは。
YMC株式会社のヨリミツです。
他の治療院経営者の相談にのっているときに、
- うちのスタッフは言うことを聞かないから使えない
という発言を聞くことがあります。
しかし、その考え方だと、その状況は改善することはありません。
あなた自身のできることにフォーカスする
仕事でうまくいかないことがあったときに他人のせいにする人と、自分のせいと考える人がいます。
当然、「自分のせい」と考える人の方が伸びるのは明白ですよね?
他人のせいにするってことは、コントロール権を手放したことになります
なので相手のせいにするのではなくて、全てが自分の責任だと考えることが大事です。
他人が行動しないのが原因ではなくて、自分がその行動をガイドできなかったのが原因と考える。
なので基本は
- あなたのできる行動のみにフォーカスする
ことが重要です。
子育てなども、これに関連していると思います。
例えば日本では子供の教育に多額の費用をかけるケースが多いです。
しかし、私が出た大学院の学長である大前研一さんはこの様にいっています。
日本人にもう一つ特徴的なのは、 子どもの教育にお金をかけすぎることだ。
親の情愛として理解できなくはないが、教育を「投資」として見た場合、あまりにリターンが低すぎる。
百歩譲って
「投資ではなく、子どもの将来のため」
だとしても、今の日本の教育を受けさせれば、受けさせるほど、これからの時代にも、世界的にも通用しない人材に育つのだ。
むしろ子どもにかける教育費の半分でもいいから、自分や配偶者に投資すべきだと私は考える。
そうすることで世帯としての「稼ぐ力」が上がれば、結果的によい教育を子どもに授けることができるようになるからだ。
「自分への投資」
はどんなに高いものでも1000万円はしない。
子ども一人を大学まですべて私立に通わすと、学費や塾の費用、下宿などの生活費を合わせて約2300万円かかる。
大前研一『国家戦略論』より引用
いかがでしょうか?
現に、
「子供の塾や進学や留学にお金がかかるから」
という理由で、
一家の大黒柱であるはずの「自分」に自己投資をしていない治療院経営者は、たくさんいるので、笑えないですが。
順番が逆だよ、と。
まあ、これは子供を比喩にだしていますが、間接的に
- 自分自身の行動にフォーカスしていけ
とも取ることができます。
子供といえども、あなた自身ではないのでその行動を親が変えることはできない。
やることはやったら、あとはあなたのできることにフォーカスするほうが良いのです。
様々なことに頭を悩ませても、時間と、労力の無駄で、あなたの行動にフォーカスするしかないのです。
「今」確実にできることだけをやって、コントロールが効かないものは手放せ
『本当に不幸なのは、できることを未完のまま放り出し、理解もしていないことをやり始めてしまう人々だ。彼らがやがて嘆くのも無理はない』
byゲーテ
有名な言葉ですね。
とにかくあなた自身が、「今」できることを精一杯やるのです。
あなたは、あなた自身の行動にフォーカスしてますか?
仕事の効率を上げる要素となりますので、意識してみてください。
それでは今日はこのへんで。
ヨリミツ