患者さんに気がついて欲しければ、自分がこれくらいかな?と思う基準の3倍くらいでちょうどよい
こんばんわ。
YMC株式会社の山本です。
- 基本的には、誰もあなたのことを見ていない
というお話をします。
あなたは、
- 朝の髪型が思ったように決まらないので出かけたくなくなる
- 遊びにいくときの服装がどうもしっくりこなくて何度も着替えた
という経験はありませんか?
つまり、この状態って、
「人が自分をどう思っているのか気になっている」
ワケですね。
しかし、実は、これって思考のトラップです。
基本的には、人間は「自分のこと」にしか興味がありません。
ですので、髪の分け目を、右から左に変えても、誰も気がついてくれません(笑)
前髪を1センチ切ったところで、誰も指摘してくれない。
でも、自分では「スゴイ変化」に感じるわけですよ。
人間は本質的に自意識過剰なんです。
ナンパしてても、それをジロジロみてくる人は誰もいない
今から、10年前。
僕は街でよく1人でナンパをしていました。
僕の、20代の若気の至り満載のころの写真です(笑)
駅前の人通りの多いところで、女の子に声をかけるわけですが、最初はメチャクチャ恥ずかしいわけです。
「女の子に声をかけてるとこを、待ちゆく人に見られたら恥ずかしい…」
とかの感情が渦巻いて、声をかけられなくなります。
1人、道端で何時間も立ち尽くす状態になるんです。
※この状態をナンパ用語で「地蔵」といいます(笑)
これ、「自意識過剰の思考トラップ」が働いている証拠ですね。
ところが・・・
実際に、男性は見てほしいんですが、ナンパモノのAVをジックリと観察してみて下さい。
男優が女の子に声をかけているシーンがありますが、道を歩いている人は、誰も見向きもせずに通り過ぎます。
そう。
- ナンパしているところなんて誰も気にしていない
みんな、自分のことで忙しいんです。
自分にしか興味がないわけなので。
僕らがナンパをしている様子なんて、単なる「風景」にしか写っていない。
これ、逆に言うと・・・
- そうとうアピールしないと誰もあなたの存在を見つけてくれない
ということです。
患者さんに気がついて欲しければ、自分がこれくらいかな?と思う基準の3倍くらいでちょうどよい
たまに、整骨院の先生に相談に乗っているとき、こんなことを言われます。
「患者さんにDMとか出したら、嫌われるんじゃないだろうか・・・?」
「患者さんに電話とかしたら、迷惑に思われるんじゃないだろうか・・・?」
「ポスティングとか何回も配ると、気分を害するんじゃないだろうか・・・?」
これも
- 自意識過剰の思考トラップ
です。
ハッキリ言って逆です。
- 「ウザい」くらいアピールしないと気がついてくれない
ワケですよ。
クレームが来るってことは、逆に言うと、
「あ、やっと、気がついてもらえたんだ。ラッキー」
という感じです。
実はみんな、あなたを見ていません。
あなたの行動は、みんなにジロジロ見られているというのは勘違いです。
みんな見ていませんから。
患者さんに気がついて欲しければ、自分が
「これくらいかな?」
と思う基準の3倍くらいのアピールでちょうどよいです。
山本