巷でささやかれている「交通事故集客ノウハウ」は効果がない?
こんにちは。YMC株式会社の山本です。
「どうですか?交通事故の患者さんの来院状況は?」
「先月はYMCさんの作ってくれたHPから2名来られましたよ」
「おお~良かったです!」
「ありがとうございます。おかげさまで、忙しくなっています」
ついこの前、こんな会話をしました。
3ヶ月前より、交通事故患者集客のお手伝いをさせてもらっている先生と、お電話での打ち合わせをしたときの会話ですね。
こちらの整骨院さんでは、
1,交通事故患者の集客に特化したホームページ運用
2,交通事故患者の集客に特化したPPC広告の運用
3,コンサルティング
をさせて貰っています。
当初4人だった交通事故の患者さんが、3ヶ月経過後には14人に増えたそうです。
交通事故患者さんが10人増えると、月間売上は50万円程度は最低でもアップします。
当然、弊社のチカラではなくて、現場の先生の努力のかいがあって成し得た成果ですね。
なんとかサポートが実ったようで、本当に良かったです。
この先生は、他社さんで交通事故の集客コンサルを受けていたそうですが、好ましい成果が出なかったとのことで契約満了後に、弊社に依頼があったんですね。
聞いていると、確かに「巷で言われているような交通事故の集客ノウハウ」において、必要だと思われることは、ひと通りやっていました。
しかし、成果が出ず。
ところが、今回、弊社に依頼をした後に、成果が出始めたと。
これ、なにも、弊社がサポートしたから成果が出たと、自慢したいわけではありません。
「なぜ、こんなことが起こるか?」
それを理解しておくことが、大事なのです。
その秘密を、この記事で解き明かして行こうと思います。
巷でささやかれている「交通事故集客ノウハウ」は効果がない?
かなり私事になりますが、毎年、年末年始には家族で「四国八十八ヶ所のお遍路巡り」に出かけております。
寺をめぐりまくるという、渋い正月を今年も送ったわけです(笑)
結局あれって、各お寺で「般若心経(はんにゃしんぎょう)」という呪文を唱えて、スタンプラリーをする観光巡りです。
ちまたでは、八十八箇所を回って、全ての寺で、お経を唱えたり、般若心経を写経すれば、「家内安全」「商売繁盛」「無病息災」などが達成されると信じられています。
そして、「般若心経」自体に、霊的な力が内在していると言われていますよね。
何を隠そう、僕も、なんかの「呪文」とか「まじない」のような意味合いだと、思ってました。
ところが、ふと
「なんでこんなお経を唱えて願いが叶うの?」
と思って般若心経には何が書いてあるのかを調べたわけです。
すると驚愕の事実が・・・。
「般若心経」は唱えれば願いが叶うと言った、呪文ではありませんでした。
般若心経には何が書いてあるかというと、
「この世は空しいモンだ、痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。この世は変わり行くモンだ。苦を楽に変える事だって出来る」
「揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。それが『無』ってやつさ。生きてりゃ色々あるさ。辛いモノを見ないようにするのは難しい。でも、そんなもんその場に置いていけよ」
なんと、あくまで論理的思考によって苦しみから解き放つための「教え」が書いてあるだけだったわけです。
つまり、般若心経を唱えながら、「家内安全」「商売繁盛」「無病息災」をお願いするのは、本来の意味では「お門違い」なんですね(笑)
仏教には「諸行無常(しょぎょうむじょう)」という言葉があります。
どういう意味か?それは、
「この世のあらゆるものは、確定していなくて、すべて移ろい行く」
つまり、
●形あるものは必ず壊れる
●すべては有限である
●絶対的なものは世の中にない
って意味です。
これを2600年前に、お釈迦様は言っているわけです。
何かに執着したり、何かにこだわってしまうことこそが、苦しみを生む元だと。
まさしく、そのとおりで、これが「真理」です。
「職人のこだわり」なんて聞くと、なんだか良さそうなイメージがありますが、実は「軽やかに人生を歩む」ってことにおいては、「こだわり」は苦しみを生みます。
「絶対的なノウハウ」を追い求めることは苦しみを生む
●整骨院はこうでなければならない
●集客はこうやるのが正解だ
●このノウハウが必ず正しい
って考えること自体が、ナンセンスなわけです。
だって、答えはないんだもの。
世の中は移り変わっていくモノだし、住む場所の文化によっても必要なことは違うし、ライバルの強さによってもやるべきことは変わる。
それを理解した上で、集客だったり、ノウハウだったり、コンサルってものを活用するのが正解なんです。
●ノウハウに絶対はない
●市場との関係性で難易度が変わる
●やってみなければ答えは出ない
これを肝に命じて欲しいんです。
当然、僕も「集客コンサル」というサービスを売り物にしているわけなので、売上という結果にはこだわります。
でも、それで一喜一憂するのは、まじでバカ丸出しです。
起きてしまった「事実」を、どう解釈するかが成功の秘訣
ウソも隠しもないですが、弊社がサポートをして成果が出てる店舗もあれば、出ていない店舗もあります。成果を出せずに、ご迷惑をお掛けしている店舗もあります。
もちろん、弊社にかぎらず、治療院集客ノウハウや、コンサルティングや、代行サービスは、たくさんの会社から発売されています。
当然、そのノウハウを言われたとおりにやってみても、成果が出ないケースも多々あるでしょう。
しかし、もう起きてしまった「成果が出なかったという事実」は、「なかったこと」にはできません。
でも、解釈を変えることはできます。
その「起きてしまった事実」を目の前にして、
「お金を払ったけど、成果が出ていないので、実力がない!ダメなサービスだ!お金返して!」
と片付けるのか?
それとも・・・
「この方法は、うちのお店では成果が出ないことが判明しました!良い研究結果が出ました!ここをこう変えて再度試してみます!」
と解釈するのか?
さて、今後の人生を、「軽やかに」、「豊かに」、「幸せに」歩めるのは、どちらでしょうか?
山本