整骨院の交通事故集客に強いPPC広告(リスティング広告)完全ガイド|費用対効果を最大化する運用のコツ

「PPC広告って本当に整骨院で効果あるの?」——この質問、もう何百回と聞かれてきました。

YMC株式会社の山本尚平です。2010年から治療院集客コンサルタントとして活動し、200院以上の整骨院にPPC広告の運用代行を行ってきた経験から断言します。整骨院、特に交通事故治療の集客においてPPC広告ほど費用対効果の高い手段はありません。

この記事では、PPC広告の基礎から、僕が実際のセミナーやコンサルティングで伝えている運用のコツまで、具体的な数字と事例を交えて解説します。

 

PPC広告とは?なぜ整骨院と相性がいいのか

PPC広告(Pay Per Click広告)とは、GoogleやYahoo!の検索結果の上部に表示される広告です。クリックされた時だけ費用が発生するため、表示だけなら無料。見込み患者にピンポイントでアプローチできます。

整骨院×PPC広告が最強な4つの理由

  1. 即効性:狙ったキーワードで一瞬で上位表示。SEOのように半年待つ必要なし
  2. 地域限定配信:「〇〇市から半径10km」のように来院圏内だけに絞れる
  3. テストが自由自在:色んな広告文をA/Bテストし、最も反応の良いものを見つけられる
  4. 高い患者単価が広告費を吸収:交通事故患者のLTVは最大で約60万円。広告費月5万円で1人来ればROI12倍

【最重要】キーワードずらし戦略

ここが最も重要です。この戦略を知っているかどうかで、PPC広告の成果は10倍変わります。

多くの整骨院が「交通事故 整骨院 〇〇市」というキーワードだけで広告を出しています。これでは患者の大半を取りこぼしています。

なぜ「整骨院」では不十分なのか

意外と「整骨院」を探している人は少ないのが現実です。交通事故に遭った方が最初に検索するのは「整骨院」ではありません。

  • 「交通事故 治療 整形外科
  • 「むちうち 病院
  • 「交通事故 整体
  • 「交通事故 リハビリ 〇〇市」

患者さんは「整骨院でも交通事故治療ができる」ということをそもそも知りません。だから患者さんが実際に検索するキーワードで広告を出し、LPで「整骨院でも自賠責保険で治療できます」と教える。これが「キーワードずらし」です。

病院を探している人を狙うのが正解なんです。

この考え方を取り入れたクライアントの中には、コンサルティング開始6ヶ月で交通事故患者ゼロ→月間カルテ枚数11枚まで伸ばした院もあります。

検索広告だけじゃない:ディスプレイ広告の活用

PPC広告というと検索広告(検索結果に出る広告)だけをイメージする方が多いですが、ディスプレイ広告も組み合わせると効果が増大します。

ディスプレイ広告とは

Yahoo!、Google、Facebookなどのネットワーク上にバナー画像で表示される広告です。検索していない人にもアプローチできるのが最大の強みです。

時系列ずらし:事故に遭う「前」の人にアプローチ

ディスプレイ広告の真価は「時系列ずらし」にあります。事故に遭った後の人だけでなく、事故に遭う前の時系列の人に認知を広げておく戦略です。

具体的には以下のようなターゲティングが可能です。

  • 車屋さんのサイトを閲覧した人
  • カーグッズ・カー用品サイトの閲覧者
  • 損害保険関連のページを見た人
  • 自社ローン関連サイトの閲覧者

こうした自動車関連の興味を持つ層にバナー広告で「交通事故に遭ったら〇〇整骨院へ」と認知を広げておく。事故が起きた時に「そういえばあの整骨院の広告を見た」と想起してもらう。検索広告との組み合わせで、取りこぼしを最小限にできます。

ディスプレイ広告の費用目安

検索広告と比べてクリック単価が安い(1クリック30〜100円程度)のが特徴です。月1〜3万円程度の予算で認知拡大の役割を十分果たします。検索広告をメインに、ディスプレイ広告をサブとして組み合わせるのが最も効率的です。

あはき柔整広告ガイドラインとPPC広告

令和7年(2025年)2月18日に「あはき柔整等広告ガイドライン」が発行されました。今後、従来通りの広告手法で集客するのが難しくなる可能性があります。

ガイドラインの3要件

以下の3要件をすべて満たすと「広告」と判断されます。

  1. 誘引性:施術所等に誘引する意図があること
  2. 特定性:施術者の氏名または施術所等の名称が特定可能であること
  3. 認知性:一般人が認知できる状態にあること

なぜPPC広告が有利なのか

ガイドラインの影響で、チラシやポスティング、看板などのオフライン広告はこれまで以上に注意が必要になります。一方でPPC広告は効果測定が可能で、掲載内容の修正も即座にできるため、ガイドラインに沿った運用がしやすいのが強みです。

また、広告文やLPの内容を専門家がチェックしながら運用する体制であれば、ガイドライン違反のリスクを最小限に抑えられます。今後の広告規制強化を見据えると、PPC広告の重要性はさらに高まります。

広告費の目安とROIシミュレーション

広告費(Google/Yahoo!に支払う費用)

地域 月額広告費の目安 1クリック単価
地方都市(人口10万人以下) 3〜5万円 100〜300円
中核都市(人口30万人前後) 5〜10万円 200〜500円
政令指定都市 10〜20万円 300〜800円

地域ターゲティングのコツ

PPC広告では配信エリアを細かく設定できます。「〇〇市から半径10km」「〇〇区のみ」といった設定が可能です。

  • 商圏の絞り込み:来院可能な範囲だけに配信し、無駄なクリックを排除
  • 競合が少ないエリアを狙う:隣の市まで広げると、クリック単価が下がることがある
  • 時間帯指定:朝の通勤時間帯や夜間にスマホで検索する層に集中配信

現実のROI

実際の僕のクライアントの数字です。

  • 月額広告費5万円+運用代行費3.5万円=月間コスト8.5万円
  • 月間新規交通事故患者:1〜2名
  • 患者1人あたりLTV:最大約60万円
  • ROI:7〜14倍

安定して回り始めると、月5〜10名の新規事故患者、常時20〜30枚のアクティブカルテを維持できるようになります。

成果を出す5つの運用ポイント

ポイント1:交通事故専用LPを必ず用意する

広告のリンク先がホームページのトップでは、離脱率が70〜80%になります。交通事故治療専用のLPを用意してください。

  • 「交通事故治療専門」であることのファーストビュー表示
  • 自賠責保険適用で窓口負担0円の説明
  • 院長の顔写真と交通事故治療の実績
  • 患者様の声
  • タップで発信できる電話番号
  • 夜間・土曜対応の営業時間

ポイント2:除外キーワードの徹底

「整骨院 求人」「交通事故 弁護士費用」など、患者さんではない検索にも広告が表示されます。除外キーワードの設定だけで無駄なクリック費用を20〜30%削減できます。

ポイント3:電話コンバージョンの計測

整骨院への問い合わせは8割が電話です。Google広告の電話コンバージョン計測を設定し、どのキーワードから電話が来ているかを可視化しましょう。

ポイント4:ヒートマップでLPを改善し続ける

Microsoft Clarityなどの無料ヒートマップツールでLPの離脱ポイントを特定し、毎月改善する。同じ広告費でも問い合わせ数が2〜3倍になることは珍しくありません。

ポイント5:PPC広告は「入り口」にすぎない

PPC広告で来院した患者さんには、院内施策(紹介カード・問診票の工夫・車検証入れリーフレットなど)を組み合わせて、1人の来院を3人、5人に広げることで初めてROIが最大化します。

→ 院内施策・オフライン施策の具体的な方法は「整骨院が交通事故患者を集客する方法」で網羅的に解説しています。

運用代行の選び方:「広告費の20%」は損をする

一般的な広告代理店は「広告費の20%」が手数料の相場です。しかしこの料金体系では、成果が出て広告費を増やすと手数料も増える。代理店には広告費を上げるインセンティブが働きます。

定額制なら広告費がいくらでも手数料は一定。規模を拡大するほど費用対効果が良くなります。

まとめ:交通事故集客はPPC広告から始めよう

SEOは効果が出るまで半年、口コミや紹介も時間がかかります。PPC広告は今日始めて明日には検索結果に表示される唯一の集客手段です。

キーワードずらし戦略で「病院を探している人」にもアプローチし、ディスプレイ広告で「事故に遭う前の人」にも認知を広げる。この組み合わせが、交通事故集客の最適解です。

→ PPC広告でよくある失敗パターンは「Google広告で失敗する5つの理由」でチェックリスト形式にまとめています。

→ 広告費の投資対効果を被害者請求込みで計算する方法は「自賠責保険の患者単価と広告費の考え方」をご参照ください。

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