“売れるパターン”を見つけると、自費診療は勝手に売れてリピートされる

2013年9月9日

こんにちは、YMC株式会社の山本です。

今、カフェでこの原稿を書いているのですが、たまたま目の前の大画面テレビで「吉本新喜劇」をやっています。

吉本新喜劇。やっぱオモロイですね~。

劇場でも観たことがありますが、あの場にいるとさらに面白いです。

なぜ面白いかを考えたことありますか?

吉本新喜劇に見るテンプレの重要性

僕らが、勘違いしがちな思い込みがあります。それは、

●お笑いってその場の空気を読まねばならない

ってこと。

観衆の雰囲気に合わせて話題を変え、盛り上げなくてはならない、と考えている場合が多いです。

バラエティ番組で、ひな壇芸人がアドリブで面白いことを言って「ドッカン」とウケています。ザキヤマとか面白いですよね。

ただね。

「お笑い」って、アドリブで面白くなっているわけではないんです。

そうではなくて、いわゆる『お約束』の連続で、面白くなっているんです。

笑いの起こるパターンって決まっていて、『笑いの雛形』がある。いわゆるテンプレートと呼ばれるやつですね。

この『テンプレ』に沿ってストーリーを作り、セリフを足すと面白くなる。

あれ、アドリブをいってるように見せかけて、『お約束』の連続なんです。

それの究極系が吉本新喜劇です。

漫才も同じで、面白いネタって、全て台本があり、まさしくテンプレに沿って作られています。

漫才のネタのできは、そのテンプレをいかに練習通りに再現できるかの勝負。

セリフ、間、ボディアクション。

練習熱心なコンビは、この一挙手一投足がすべて決められているんです。秒単位で。

あの、島田紳助は、若かりし頃に漫才でヒットを飛ばしました。

彼がやったことは、ウケている漫才コンビの舞台を見に行って、コッソリとカセットテープに録音することでした。

そして、そのネタを全て文字起こしをする。

すると、笑いが起こるときにはパターンがあることに気がついた。

紳助は、そのパターンを徹底的に分析して、自分のオリジナルの教科書をつくることに専念をしました。

そして、それを自分の漫才に取り入れたんです。

笑いを取るために必要なことは・・・

1,お笑いのパターンを知ること
2,テンプレにそって忠実にストーリーを作ること
3,完璧に再現できること

施術を売ることも、お笑いと一緒

有名な講演家や、セミナーで何か物を売る講師は、全く同じセリフを講演で再現できるそうです。

ある人が言ってました。

「セールストークをアドリブでやるのは二流。実は一流ってのはね、CDかのように全く同じセリフをライブで再現できる。握手をするタイミングも決まっている。そして、売る」

同じセリフを喋るなら、録画して見せればいいじゃんって話ですが、ライブで再現するから意味があるわけです。

“テレビショッピングの裏側”みたいな番組見たことないですか?

あれも、すべてのセリフが決まっており、アドリブいれちゃうと、めちゃくちゃ怒られてますよね。

「売れるパターン」を再現することが重要なのに、それすら知らないのは論外なわけです。

まずは、繁盛店のレシピ、つまり『売れる教科書』を手に入れることが重要だと思いませんか?

山本