真面目で長時間働く治療家ほど儲かりません
治療院二階の事務所より
おはようございます。ヨリミツです。
先週は、兵庫県で開催された赤穂トライアスロンのレースに参加をしてきました。
結果的に、タイムはそんなに良くなかったですが、完走するという目標は達成できました。
日頃は、なかなか乗る機会のない自転車の練習などを急遽して、なんとか乗り切りましたが、ハッキリ言って練習不足のレースでした(汗)
自転車の練習は、整備なども含めて、かなり時間を食います。
なので、日々忙しくしていると、ついつい先延ばしにしてしまうんですよね。
でも、今回はレースがあるので、自転車の練習もやらざるを得ないわけです。
普段、自転車の練習するもは面倒くさくても、レース前に限っては、朝早くおきたりして練習をすることができるんです。
そうレース前には。
先生も「テストの前日に徹夜で勉強をする」「明日が締め切りのレセプトがあるから深夜まで仕事をする」などの経験がありませんか?
「普段から勉強しとけばいいんじゃない?」とか、「締め切り前に急いでやるんんじゃなくて、普段からコツコツすれば?」なんて思うんですが、実際は忙しかったり、やる気がでなかったりして行動できないんですね。
つまり、我々は生来、怠惰なものなので、『締め切り』がないと行動ができないし、脳みその本来の性能が発揮されないのです。
人類最大の発明は『締め切り』である
そこで重要なのが、物事に期限を付けておくということです。
期限があれば期限にむかって頑張って行動しようとします。
例えば、私のトライアスロンの自転車の練習がいい例ですよね。
普段は時間がかかるからやりたくないけど、レースがあるから、やらないといけない。だから、嫌でも朝早く起きて練習をする。
こんな感じです。
「あ~、めんどくさいな~」
なんて思っていても、期限があると、その期限を理由に、行動を起こせるようになるわけです。
『締め切り』を作ることで脳はクロックアップする
脳の回転数を上げるには、時間の制約が必要です。
何かの問題を解決しなければならないときに、ぐっと集中力を高めて、速く的確な判断をくだすときには、脳をクロックアップさせる必要があります。
そのためには、「急かされる」状況に追い込まれないと、脳みそは本領を発揮できないのです。
つまり、効率よく仕事をするためには、時間の制約を設けて、一気にやらなければならないのです。
こういう話をすると、
「時間をかければ、それだけ多くの仕事ができるんじゃないの?」
と発言する人がいますが、逆です。
仕事の能率が上がらない人は、生活の中から、『時間の制約』をなくしてしまっているからです。
たとえば、60分あればできる試験問題があったとして、「時間をかけてやればできるから」と言って、家に持ち帰って、一日かけてやろうとする。
ところが、時間的制約がなくて脳がクロックアップしていないため、時間を伸ばしたぶん、多くの量をこなせるとは限らないのです。
結局、夜遅くまでかかってしまい、結局、なにも進まない。
仕事に真面目で努力家の人ほど、「1日24時間が仕事の時間」だと考えがちですが、それでは家庭が崩壊しますし、自分の好きなこともできない。
そして、脳の性質からいっても、効率的な働き方ではありません。
なので、ついつい先延ばしにしていることがあったら、そのタスクにも期限を付けてみることです。
この癖をつけておかないと、いつまでたっても「クソ真面目でやたら長時間働いているけど、全然稼げない」治療家になってしまいます。
真面目な人ほど、気をつけてくださいね。
ヨリミツ