国立医学部の大学生でトライアスロンのインカレに出場した選手の話
フライト中の機内より
こんにちは。
YMC株式会社のヨリミツです。
私はフィリピン国内の移動には、いつもエアアジアを利用します。
なにせ価格が安いんですよね。
フィリピンの代表的な航空会社であるフィリピン航空と比べると60%程度の価格です。
こんなに安くフライトができるのは、ホント嬉しい限りです。
ただ、フライトのチケットは安いのは良いのですが、難点もあります。
スーツケースを預ける必要があるのですが、この列が長くて、異常なほどに時間がかかります。
以前、フライトの約1時間前に空港に到着したのですが、空港に行くと劇的に混んでいて搭乗時間に間に合わなかったことがあります。
すでに飛行機の荷物庫を閉じてしまったので、再度開ける必要があるとのことで約5,000円の罰金を支払ったという経験があります。
そんな苦い経験もあり、今日は約2時間前に空港に到着したのですが、スーツケースを預けれたのはタイムリミットギリギリの時間になってしまってました(汗
まったく、待ちすぎですよね・・・。
ということで、待っているあいだがヒマすぎるので、健康維持のために、スクワットやストレッチをすることにしました。
待ち時間はたっぷりありますからね。
この様な時間の使い方は効率的に生活するためにはすごく重要です。
またビジネスで成功するためにも、やはり重要な概念だと思います。
ちょっとしたスキマ時間をどのように過ごしていますか?
私もこのフライトの後に打ち合わせがあり、それ以降の時間帯は身体を動かす時間がが難しい状況でした。
ですので、一日の全体設計として有意義な待ち時間を過ごせたと思います。
健康的な状態を維持することは、経営者としてはかなり重要なことの一つです。
不健康であったら集中力も無くなりますし、生産性の高い仕事は望めないですから。
この単純な待ち時間を、ぼーっと過ごすのか、漫画を見るのか、音楽を聴くのか。
それとも、健康維持のストレッチ、筋トレをするのか。
ビジネスに関するオーディオブックを聴いて過ごすのか、持ってきたビジネス書を立ち読みするのか。
スキマ時間の活用次第で、未来の結果は大きく変わってくると思います。
私は今後のスケジュールを考慮に入れて、健康維持のストレッチ、スクワットを選択しました。
国立医学部の大学生でトライアスロンのインカレに出場した選手の話
また別の例も紹介したいと思います。
10年以上前の話ですが、国立の医学部の学生でトライアスロンでインカレに出場している強者がいました。
医学部は学業も忙しく、トライアスロンの様な練習に「量」を要求されるスポーツは競技力を上げることが難しいのが現実でした。
しかし、その彼は国立大学の医学部生でありながら、大学生の最高峰の試合であるインカレに出場していました。
(一般的にインカレに出場するのはカナリ難しいです)
他のスポーツに打ち込んでいた医学部生は
「どのように練習しているのか?」
「どのように時間を捻出しているのか?」
いう秘訣を知りたくて彼に質問をしました。
「そんなに沢山練習時間とれないだろうけど、どうやって練習しているの?」
「練習なんていつでもできるじゃないですか」
「いつでもって?」
「いつでもですよ」
「そんなにいつも練習してるってこと?」
「ちょっとした待ち時間とかあるじゃないですか。5分とか10分とか。そこで走るトレーニングしたらいいんですよ。そんなスキマ時間いくらでもあるじゃないですか・・・。積み重なると結構な量のトレーニングできますよ」
なんとも興味深い練習方法ですよね。
ランニングの服装を着てなくても、靴がランニングシューズじゃなくてもスキマ時間でトレーニングをするそうです。
さすがにここまで常にストイックに行動できる人は少ないですが、参考にして少しは取り入れることはできます。
そうすることによって、人は変わることができます。
私の卒業した大学院であるBBT大学大学院学長であり、元マッキンゼー・アンド・カンパニーの大前研一先生は、人が変わるには3つしか方法はないと言っています。
- 住む場所を変える
- 付き合う人を変える
- 使う時間配分を変える
そして、この中で最も効果的なものは「時間配分を変えることだ」と言っています。
この国立大学の医学部でインカレに出た彼は、まさしく、自分に全くのイイワケをしていません。
国立大学医学部生でありながら「時間配分」により自分を変化させていったと私は解釈しています。
あなたはどうしますか?
それでは今日はこのへんで。
ヨリミツ