人気のある先生と、人気のない先生の違い
空港ラウンジの中から
こんにちは。
YMC株式会社のヨリミツです。
今、弊社が企画した海外セミナーに行くため、成田のサクララウンジで、この記事を書いています。
私は将来的にグローバル・ビジネスをしたいと考えています。
今回の海外セミナーも、グローバル・ビジネスのスモールステップの一つです。
そのために「英語の勉強を毎日90分」というノルマを課しています。
今は40分復習をして、50分英会話のレッスンを受けるという感じです。
そんなこんなで英語学習を頑張っているんですが、先日、英語のレッスンを受けた際にその先生が話をしすぎて、こちらが意見をあまり出すことができずモヤモヤした時間を過ごしました。
先生の質問に対して、私が一つの答えをいうと・・・
英語の先生「そういうことね。あなたはそう考えたのね。私はこう考えるわ。ペラペラペラ・・・」
これは私が「YES」と言っても、この返しをされてしまって、はっきり言って英会話でなく、「先生の話をただ聞いているだけの時間になった」といっても良いくらいでした。
(あーあ、今日のレッスンは残念だったな・・・)
と思いながら、「ああ、パトリシア先生のレッスン受けたいな~」なんて考えているうちに「良くない先生」と「良い先生」の違いを考えるようになりました。
自分のことをわかってもらっているという印象を受ける良い先生は授業の流れとして
(この良い先生は、事実として人気が高く予約が取りにくい)
いきなり授業をしないで
「今日はなにか新しいことあった?」
「今日一日は何をしたの?」
などこちらの身辺で起こった出来事を聞いてくれることが多いです。
そしてレッスンの中でも私が話しを始めると、話の途中でもこちらの話を聞こうとしてくれます。
良い感じがしない先生の特徴としては
(良くない先生は、実際にレッスンの予約があまり入っていないので予約が取りやすい)
挨拶もほどほどに、いきなりレッスンに入るというパターンしかありません。
生徒の身辺の話などは一切せず、自分の話をすることが多いわけです。
「生徒に話させず、自分が話すことが中心である」
こういう感じではないかと思います。
そして、ふと「これは治療院の状況に近いな」と感じました。
つまり「人気のある先生」と「人気のない先生」の違いのことです。
人気のない歯医者さんが、大人気になった理由とは
以前セミナーに参加した、ジェイ・エイブラハムという有名なコンサルタントの講義の中の事例も思い出しました。
セミナー費は、結構高くて3日で70万という価格でした。
ジェイ・エイブラハムとは・・・?
世界NO1コンサルタントの一人と言われており、各有名企業のコンティングを行った経験がある有名な人です。
このセミナーで出てきた事例は、歯医者の事例だったと思います。
その歯医者は自身の経営する歯医者で歯の治療のみをしていたそうです。
しかし患者さんは思ったように増えず、どうやって増やしたら良いのかを悩んでいました。
そして彼は診療における顧客との付き合い方を変えたのです。
以前は
「歯医者に来ているのだから、歯の治療だけをしていれば良い」
と考えていたそうですが、方針を変えてからは歯医者に来ている患者を自分の家族のように対応したそうです。
「最近、仕事はどうなの?」
「クッキー食べるかい?」
「お茶のむかい?」
など診療以外にも時間を確保して一人一人の患者を家族の様に扱いました。
すると・・・
この歯医者は人気の歯医者へと大変身。
診療内容に一切変化はありません。
この歯医者が変えたことは顧客とのコミュニケーションの時間を以前より増やして、顧客との接し方のスタンスを変えただけです。
患者さんにとって「自分のことを一番知ってくれている先生」というポジションを取れたのだと思います。
もちろん、この事例は、かなり昔の事例なので、現在とは少し状況が違うかもしれません。
しかし、人間自体はその時代から大きく変化したわけではないので顧客とのコミュニケーションの方法を見直すだけで、売上があがる先生もいるでしょう。
本日は英語の先生からの人生の学びでした。
それでは今日はこのへんで。
ヨリミツ