ビル・ゲイツは、ハッタリで得たお金で、マイクロソフトを創業した
こんにちは。
YMC株式会社の山本です。
たぶん、このメルマガを読んでいる人で、Windowsを使ったことがない人はいないと思いますが、そのマイクロソフトのWindowsを作ったビル・ゲイツ。
このビル・ゲイツが、マイクロソフトを創業する前のクレイジーな話って知ってますか?
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツは、ハッタリで成り上がった
マイクロソフトの共同創業者である、ビル・ゲイツとポール・アレンですが、こんな逸話が残っています。
当時、「世界初のパーソナル・コンピューター」と呼ばれるAltair8800というマシンがありまして、そのマシンをMITSという会社が作ってたんですね。
で、ビル・ゲイツとポール・アレンは、
「Altair8800用のプログラムが、間もなく完成するんだけど買わない?」
とMITS社に電話をかけました。
でも、実際は、まったく何も制作してませんでした(笑)
ビル・ゲイツは、大ボラ吹きですね。
電話で対応したMITS社の社長は、
「なんでもええけど、ちゃんと動作するプログラムを最初にもってきたやつと契約すんぞ!」
と対応したわけです。
「コレキタ!」
と言うことで、ビル・ゲイツとポール・アレンは、Altair8800用のプログラムの開発に着手します。
ちなみ、ビル・ゲイツとポール・アレンは、Altair8800の実機すら持ってませんでした(笑)
そこで、アレンはハーバード大学にあったコンピュータの中で、無理やりAltair8800を動かすことを考え出し、これを用いてをAltair8800用のプログラムを2ヶ月で作成したんです。
大学のマシンを、自分の私利私欲のために使ってたんですね(笑)
僕も大学時代は学校のパソコンでエロ画像を検索して喜んでましたが、同じ私利私欲でもスケールが違いますね。
プログラムを完成させた、ビル・ゲイツとポール・アレンは、
「おし!MITS社に売り込みに行くぞ!」
と意気揚々と飛行機に乗り込んだは良いものの、アレンがの一部のプログラムの開発を忘れていたことに気がつき、
「やべぇ!」
ってことで移動中の飛行機中で完成させるという、離れワザをやってのけます。
こうして間に合ったプログラムは、MITS社でのデモに成功し契約締結。
ここで得た資金を元に、ビル・ゲイツとポール・アレンは、マイクロソフトを起業するのです・・・。
まず「売れる」と確信を得て、そのあとで、開発を始める
どうでしたか?
このビル・ゲイツのエピソードは。
ものすごいスピード感であり、まさしく綱渡りなんですが、でも、これこそが、事業を成功させるヒントになると思います。
まず「売れる」と確信を得て、そのあとで、開発を始める。
これ、ガケからジャンプして、落下中にパラシュートを着るようなイメージで、めちゃくちゃリスクを取っているように感じるかもしれませんが、そうではありません。
- 逆にリスクを取ってない
んですよ。
まず、ビジネスで失敗したところで、命までは取られませんからね。
ビル・ゲイツのエピソードも、デモに失敗したところで、何もリスクないです。
最初のMITS社への電話も、ただ「売れるかどうか?」のリサーチであり、電話での反応が悪ければ、そもそも開発に着手しなかっただろうし。
無駄な労力をかける必要がない。
電話してみて、「売れると確信を得て」から、しかも大学のパソコン使って開発してることからも、どこかで大きな借金をしてプログラムを開発したわけでもない。
リスクを取っているようで、あんまり取ってないわけですよ。
めちゃくちゃ賢いんです。
治療院の施術メニューを作るときもこんな感じで作れば良いんですよ。
まず、架空で良いので施術の内容を考えて、実際に患者さんに提案して、モニターとか募集してみる。
反応が良ければ、本格的に施術メニューの開発に乗り出す。
- まず「売れる」と確信を得て、そのあとで、開発を始める
これ非常に重要ですよ。
山本