「カメハメ波」は打てるのに、「ギャリック砲」を修行してませんか?
こんにちは。YMC株式会社の山本です。
色んな治療院さんにコンサルを提供していると、気がつくことがあります。
成果のでてない治療院は、
- チカラのかけどころを間違えている
ってことに気が付きます。
具体的に言うと、自分の「お金」と「時間」と「エネルギー」をかけるポイントがズレているわけです。
「カメハメ波」は打てるのに、「舞空術」ができないみたいな。
なのに、今度は「ギャリック砲」を身に着けようとしている様な感じです。
- いや、修行するところがちゃうやろ
というようなイメージです。
これでは天下一武道会で優勝できません。
自分のビジネスの一番弱い部分が、あなたの治療院のパフォーマンスを決定している
治療院が価値提供から利益を得るためには、必ず満たさねばならない要素があります。
- 商品サービスの企画
- 施術技術の取得・向上
- 店舗運営・接客
- 人事
- 集客
- 販売
- アフターフォロー
ざっくり言ってこれくらいのステップが必要なわけです。
しかも、これらは一連のユニットとして機能しています。
書籍『ザ・ゴール』に出てくる「制約条件の理論」によると、
- どんなシステムであれ、常に、ごく少数(たぶん唯一)の要素または因子によって、そのパフォーマンスが制限されている
と言われています。
つまり、さきほどの1~7のもっとも弱い部分が、あなたの治療院のパフォーマンスの「上限」を決めてしまうんです。
たとえば、
- 治療はメチャクチャ上手い、だけど集客が全然できなくて、販売も苦手
という治療家さんは、「5,集客」「6,販売」が弱点になっている。
なので、いくら今以上に技術を磨いても、今以上に儲かることはありえません。
他にも事例を上げると、
- 集客はメチャクチャ上手い、だけど人事が苦手でスタッフが育たない
という治療院さんは、「4,人事」が弱点になっています。
なので、人事問題が解決しない限り、これまで以上に集客にチカラを入れても、パフォーマンスは、いま以上はあがりません。
つまり、自分の治療院の「弱点」を強化しない限り、パフォーマンスは劇的には改善しないわけです。
※この弱点のことを「制約条件の理論」では「ボトルネック」と呼びます
このボトルネックを解消する仕事こそが、
- 最小の作業量で、最大のパフォーマンスをだす仕事
になります。
もっともテコが効く仕事になるんです。
自分のステージによってやるべきことが変わる
治療院の創業期で、年商が低い段階の治療院で必要なものは、間違いなく「5,集客」「6,販売」です。
ところが、この創業期に「治療技術」ばかり気にしている人がいます。
逆に事業が軌道に乗り始めたあとに求められるのは、組織をつくる「4,人事」です。
ところが、この成長期に、まだ「集客・販売」ばかりに固執している人がいます。
もちろん、イレギュラーはあります。
でも、ステージによってやるべきことが変わるってことを覚えておいて下さい。
あなたの治療院の弱点はどこでしょうか?
どこがボトルネックになっているでしょうか?
「カメハメ波」は打てるのに、「ギャリック砲」を修行してませんか?
山本