治療院スタッフの採用の成功の秘訣は「どれ​だけ予算をつぎこむか?」で決まる

2017年4月1日

こんにちは。

YMC株式会社のヨリミツです。

本日も先生の経営に直結するネタを、お届けしたいと思います。

よろしくお願いします。

ついに3月も終わりましたね。

あなたの治療院の新規採用は、どうだったでしょうか?

うまくいっているといいですね。

しかし、実際は多くの治療院が、新規の採用でつまづいています。

治療院スタッフの採用の成功の秘訣は「どれだけ予算をつぎこむか?」で決まる

今日は「採用と予算」ということを考えたいと思います。

多くの先生が、この採用に関して予算を割くことを嫌がり、コストを支払いません。

これが事業の成長をストップさせる要因になっている気がします。

最近開催した、経営セミナーでも出てきた話題です。

開業して5年で年商を3億円以上にした池田先生の話をきいていると、やはり採用に予算を割いています。

専門学校に出向き、先生に印象をつけにいったり、インターネットの求人ポータルサイトに掲載(有料)したり、採用だけのための動画を作成したり。

池田先生は、かなり採用に関して熱意を傾けているのが理解でき、実行していました。

他業界の方も同じような話をしていました。

私の仲良くしている人に不動産屋を経営している方がいます。

この方とはよく飲みに行くのですが、この彼も5年足らずで年商3億ほどに事業規模を拡張させました。

「採用コストはどのくらいかけてるんですか?」

という質問に対して「月間で20万くらいですね」っていってました。

不動産屋も、治療院も基本的にスタッフがいないと事業拡張をできません。

この事実から考えると、イイワケをやめて、とにかく予算を割いて、どのように新規を獲得できるのかを考えないといけません。

治療院スタッフを求人するときの「条件」はライバルに負けないように

私がいま実行しているひとつのアイディアは、専門学校にいっている学生を受付アルバイトで雇って、その子を就職してもらえるように持っていくという長期プランを実行しようとしています。

そしてまた話は戻るのですが、ここでも「予算」の概念が重要になってきます。

多くの治療院がアルバイトの募集を出しているのですが、ほんとんどの治療院が市場調査をしておらず、現状にあっていない求人の「条件」を提示をしています。

これは以前、私も失敗したので、非常に気持ちはわかります。

私の事業を営んでいるエリアは岡山の駅前なので、比較的、時給が高めのエリアです。

一般的にどんな職業でも、だいたい時給850円以上なわけです。

この状況にかかわらず整骨院でのアルバイトを「時給750~800円」で求人してしまっている。

うちの近くの柔整・鍼灸の専門学校に出ているアルバイト求人票をみたら、似たような現象が起きてました。

これは、

  1. 勉強させてやるんだから給与は低めであたりまえだろう
  2. 市場調査をしておらず、相場感がない

この2つの要因だと考えています。

最初の「勉強させてやるから」という考えは、もう古すぎます。

この時代は10年以上前の時代です。

考え方自体を改めたほうが良いでしょう。

そして次の市場調査をしておらず、自分の感覚で求人をしている。

これは私もした間違いです。

なんだか私の中に「受付=時給800円くらい」っていう固定概念がありました。

しかし、これは単純に固定概念であって、今の市場の相場と全く違っています。

もちろん求人は出したけどリアクション「0」です。

もちろん、これは私の単純なミスです。

もういちど言いますね。

私のミスです。

リアクションとれていないので。

アルバイトを求人して、そのまま就職にもっていくなど、おそらく誰でも考えますよね?

しかし、これには大前提としてアルバイトを採用しなければなりません。

そして採用するには、先生が出した求人票によって、学生さんからリアクションをもらわないといけません。

これがスタートラインです。

なのでリアクションを出せていない求人票は、完全に経営者のミスです。

学生さんのミスではありません。

話をまとめますと、

  • 求人には予算をさきましょう
  • 求人の条件も市場感と合致しているか、いま一度、見直しをしてみましょう

これらを改善することで、採用できる可能性が上がります。

今日のテーマは「求人と予算」でしたが、いかがでしたか?

先生の良い採用のキッカケになることを祈っています。

それでは今日はこのへんで。

ヨリミツ