その「最新の治療機器」や「目新しい手技」って本当に患者さんは欲しがっている?
『美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??
そう思った時点で君の負けだ。
ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が何を本当に望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ』
byスティーブ・ジョブズ(Apple創業者)
おはようございます。
YMC株式会社の山本です。
- その施術を受けるかどうかは「患者さん」が100%の決定権を持っている
というお話をします。
冒頭はスティーブ・ジョブズの言葉を引用しましたが、僕らのビジネスを取り巻く環境は「みつどもえの争い」です。
- 自社
- お客さん
- ライバル
ビジネスっていうのは、「ダイエットで10キロ痩せる」などのように、ただ、自分の目標を決めて、頑張るだけではダメです。
その努力が、正しい方向なのかが重要です。
つまり、自分のサービスが、
「お客さんに取ってニーズを満たすものなのか?」
ってことを追求しなければなりません。
さらに言うと、ライバルも存在します。
自分が、お客さんに取ってニーズを満たすサービスを提供できたとしても、ライバルが「もっとニーズを満たすサービス」を提供したらどうでしょうか?
ビジネス的には負けてしまうことになる。
こういった大前提があるとしても、冒頭のジョブズの言葉は非常に深いです。
その「最新の治療機器」や「目新しい手技」って本当に患者さんは欲しがっている?
世の中には、たくさんのセミナーが行われています。
もちろん治療技術は必要ですし、それを補う機械は、ないよりあったほうが良い。
それは間違いないんだけども、大前提として、先程のジョブズの言葉があるわけです。
『美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??
そう思った時点で君の負けだ。
ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が何を本当に望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ』
ライバルの治療院が◯◯という手技をやっているから、
ライバルの治療院が◯◯という機械を取り入れているから、
とかはちょっとズレているワケですよ。
- その患者さんは、いったい何を欲しがっているんだろうか?
ということに思いを馳せないとイケない。
それを突き詰めて考えていけば、
- 最新の治療機器
- 目新しい手技
は、もしかしたら、いらないかもしれない。
この辺を、よく考えてみる必要があります。
山本