悪い習慣を辞める方法

2016年9月15日

こんにちは。

YMC株式会社のヨリミツです。

ある人のことです・・・。

その人はある一定のタイミングで必ず、表情が曇ってしまい明らかに機嫌が悪くなります。f

このような状況って見たことありませんか?

「奥様と話しているときに◯◯をすると、とたんに機嫌が悪くなる」

とか・・・

「スタッフの◯◯はお金の話になると険悪な雰囲気になる」

とか・・・

ある刺激に対して同じ反応がでるように“アンカリング”されているわけですね。

アンカリングとは、五感からの情報をきっかけに、特定の「感情」や「反応」が引き出されるプロセスを作り出すことです。

特定の刺激によって一定の行動が引き起こされるように、ひもづけられているというか。

アンカリングには、起点となる刺激が存在する

これは以前からの経験の蓄積などで無意識に形成されていってしまいます。

例えば、私で言えば、

  • 英語を話しているときは身振りが外国人みたいになる

というのがありますが、これもアンカリングです。

以前アメリカに住んでいたときの経験が無意識に

  • 英語を話す=アメリカ人

という反応を作ってしまっています。

なので外国で英語を話しているとほとんど「あなた日本人でしょ?」とは言われません。

私の場合はアンカリングされているのが英語であり、身振りがアメリカ人的になることは不利益になることもないので修正する必要がないのですが。

悪いアンカリングを持っている人はやはり修正する必要があります。

  • お酒を飲むとラーメンを食べたくなる・・・
  • ご飯を食べるとタバコを吸いたくなる・・・
  • サイフにお金が入っていると気が大きくなって使ってしまう・・・

などなどいろいろな状況でアンカリングが効いてきます。

良い方向なら良いのですが、悪い方向のアンカリングは悪い影響を必ず与えます。

そんな場合は違うパターンのアンカリングで上書きする必要があります。

そのためにも、まずは自分のネガティブなアンカリングを知っておかなければならない。

ネガティブな、もしくは、自分がしたくないと思っていても、ついついやってしまう何かの悪い習慣の前にはほとんどの場合パターンがあります。

そのパターンを書き留めて置くのです。

そうすることによって、悪いパターンに入りそうになった少し前に気が付きそのパターンを変えることが意図的にできるのです。

そして良いパターンのアンカリングを作っていくのです。

これにより、自分が理想とする方向へと近づいて行きます。

私の例でいうと、いつも朝に筋トレをするのですが、やり始めは身体が動かず

「もしかして調子が悪いのか?」

と毎回、思ってしまいます。

  • 体が動かない=調子悪いから筋トレを辞めておこう

というアンカリングが働き、筋トレが思ったようにすすまない。

しかし、

この筋トレも、やっていく内に身体が温まり、強い筋力を発揮できることを経験上で知っています。

なので・・・

「大丈夫、どうせ身体が温まった後半には、調子が上がっている」

と思うようにしています。

なので「今日は軽めに・・・」なんて思っていてもほとんどが自分のメニューをしっかりこなすことが多いです。

こういうふうに、論理的に思考を上書きすることで、行動を変えることができるのです。

思考パターンを論理的に修正することで行動は変えられる

  • 朝は体が動かない=もう今日は調子悪いから辞めておこう

  • 朝は身体が動かない=でも最終的にはかなり力強く動ける

というふうに思考パターンを修正しているのです。

この事例もアンカリングの一つですね。

調子が悪くなっているときでも、何か自分のマインドを変化させるように、実際の行動を起こしましょう。

そして、自分に良い方向性のアンカリングを作ってください。

これができるようになると、調子が悪いときでも、いち早く絶好調にまで気持ちを持っていくことができます。

人生では、ほとんどが平坦なことはありません。

このような自己啓発方法もしっかり取り入れてください。

いつでも自分のピークパフォーマンスを引き出せるようにして置くことが生き抜くためには必要です。

是非、参考にやってみてください。

それでは今日はこのへんで。

ヨリミツ