セミナーに「破産する覚悟」で参加してます​か?

2016年7月20日

こんばんわ。

山本です。

セミナーとかいったり、本を読んだりして、

「あー良かったねー。いい話聞いたなー」

で終わってませんか?

僕は、セミナーで学んだことは、とにかくやってみます。

とにかく、取り入れてみます。

不完全だと思ってもやるのです。

学んだことを。

当時、僕がビリヤードのプロを目指してたときもそうでした。

全くお金がない状態で借金して、全国各地の試合に参加していました。

月の収入が10万円くらいなのに、関係なしに参加してました。

自分のゴールから逆算すると借金してでも試合に出まくるしかなかった

当時、僕はビリヤードで「世界チャンピオン」になろうとおもっていたので、

「最短経路でビリヤードが上達する方法は何だろう」

と考えたときに、出た答えはこれでした。

  • とにかくハイレベルなプレイヤーと同じ土俵に立とう

ってことでした。

なのでプロが集うような大会にもエントリーしました。

だって、俺は世界チャンピオンを目指しているわけで、ゴールは世界レベルなんですから。
それくらいの投資はするだろうと。

でも、交通費と宿泊費だけで5万円とかかかるし、参加費も1万円とかかかる。

当時、月収が10万円とかなわけですよ。

ビリヤード場でのアルバイト代が。

県外の試合に一回行くだけで、もう生活がやばくなるような状況でした。

でも、ビリヤードがうまくなりたかったので、出まくりました。

もう、破産覚悟で突っ込んでるんですよね(笑)

しかし、

弱いから、すぐ負けるわけです。

試合時間にして、ほんの1時間。

その1時間のために、何万円もかけて試合に参加してたんです。

しかも、

さっきも書きましたが、実力的に自分がその試合に出て賞金を取れるとかいうレベルではないんです。

  • 負けにいってる

ようなものでした。

でも、勉強しにいってこようと。

明らかに場違いなプロレベルの試合にも出るようにしていました。

それが「自分を成長させる」と信じてましたから。

睡眠時間を削ってでもトップ選手の一挙手一投足を目に焼き付けた

試合って土日に開催なんです。

当時は、ビリヤード場で働いていたわけですが、自分の店は週末だから稼ぎどきなんですよ。

土曜日は朝6時まで営業です。

そして、そのまま寝ずに日曜日の試合に朝から参加する。

試合に負けたら店に直帰して、そのまま寝ずに店番とか普通にありました。

「負けたらスグに帰ってきて店番をしろ!」

とオーナーに言われているわけなので、負けたらスグ帰らねばならない。

そこで、僕は何をしたかというと自分の試合が始まるまで、トップの選手をじーっと観察するんです。

「何万円も払って来たんだから、とにかく何かを持って帰る!」

だから、一挙手一投足を全て参考にしました。

「自分だったらこうするなー」

とかみてテクニックを盗むんです。

身銭を切って試合に出るわけなので、それくらい必死になるわけです。

そして、実際に自分の店に帰ったら、それを練習してみる。

  • 握り方
  • スタンス
  • フォーム
  • 球のタッチ
  • ショットスピード

全部見ていました。

運営の人に、

「ちょっと邪魔ですよ」

って言われるほど近くで見てました。

特に、広島の大坪選手の球は最高に好きで、いつも近くにいって見てましたね。

※今でもアマチュアで活躍されてますよね

そうやって、常に何かを持ち帰って、自分の中に取り入れてみるんです。

当然、自分に合うもの、あわないものと両方ある。

それを取捨選択して、自分のものにして上達していく。

それの繰り返しです。

  • まずは素直にやってみる

ということが大事なんです。

カラオケ屋からお礼の手書きハガキが来たことありますか?

僕は、なにか新しいことを聞くと、本当に色んなことをやってみました。

  • お礼状を書くとリピートにつながる

ビリヤード場で店長だった当時、これを本で読んだ僕は、素直に実践しました。

カラオケコーナーが併設されてたんですが、カラオケ屋に来る新規客にお礼状を出してみました。

新規会員1円キャンペーンというのをして、住所を記入してもらい、

「本日は数あるカラオケ屋の中から当店を選んでいただき誠にありがとうございました」

という内容の手紙を手当たりしだい送りました。自腹で(笑)

するとね。

「店長、手紙ありがとねー」

っていうお客さんがでてくるんですねぇ~。

リピートしてくれてるんです。

ビリヤード客にもモチロン出しました。

すると、

「店長、ハガキ代がもったいないからうちは送らなくていいよ。どうせ来るから^^」

と嬉しいことを言われたりもしました。

ただ、結局、それ以上の展開が思い浮かばず、そして、店のオーナーの方針と合わず、さらに、僕のお金がなくなったので、ハガキを買うことが不可能になり辞めてしまいましたが。

でも、普通カラオケ屋から手紙が来ますか?

来ないですよね?

僕の中ではそんなの関係ないわけです。

  • とにかく、やってみる精神

です。

何かを学ぶと、とにかくやる。

それがセットなんですよ。

ホトンドの人は、「ああ、いいこと聞いた。やる気が出た!」で終わる

ホトンドの人は、

「あ~セミナーでいいこと聞いた。良かった」

で終わります。

あとは、

「セミナーで講師はDMを配れと言ってたけど、うちではそのやり方は通じない」

「昔、DMを配ったことがあるけど効果がなかった」

という独自の解釈を勝手に入れたり、なんかイイワケしてやらない人も多い。

昔、DMをやったことがあったけど上手くいかなかったって人は、

「そのときのDMの内容が悪かった」

という可能性が高いんですよね。

そのときの仕事の精度が悪かったわけですよ。

※DMは単なる例ですよ。

まあ、そんな感じで、100人いたら、実行するのって1人か2人ですよ。そんな率です。

特に安い金額のセミナーだったらそんなモノでしょうね。

今では、一回聴いて学んで、感じたことは、次の日には何らかのカタチでアウトプットする。

それが、ほんとうに大事なんです。

そして、成果を出す治療院経営者は、

  • 学んだことを即実行

しています。

「知っている」と、「やっている」は違うんです。

あなたは、セミナーで学んだ内容の「何」をやりましたか?

山本