健康保険がダメになったあとに、整骨院が生​き残っていくには?

2015年11月19日

こんにちは。

YMC株式会社のヨリミツです。

最近ついに流行りの、スロージューサーを購入しました。

前から結構気になっていたのですが、先日重い腰を上げ購入に至りました。

購入しようと思ったキッカケは、「これを事業化できないか?」と考えていたからです。

今後の流れからすると、健康保険はかなり下火になって来ます。

しかも、柔道整復師は、医師の先に間違いなく徹底的に締め付けられます。

また財源の問題で介護もあまり良いとは言えないと思っています。

なにせ老人を財源的に支える世代が圧倒的に少なくなっていますので。

いきなり無くなるということはないでしょうが徐々に負担率が上がり、利益が取りにくい形になっていくのは目に見えています。

介護事業はほとんどが国に依存している形なので仕組み的に良くないと個人的には思っています。

そして日本経済の景気における最大の問題は1600兆円の個人資産が、オモテにでて来ないってことです。

少しでも出てくると、景気はかなり良くなります。

しかし、この個人資産を持っている層も将来に対して不安がありお金を使いたくないんですね。

懐にしまっておきたいわけです。

このような心理から考えたらこの人達はリスクに対して恐らくかなり敏感になってきていると考えています。

その最たるリスクっていうのが、

  • 健康リスク

ですよね。

がん保険なども健康リスクをヘッジする商品ですが、「病気になったときのため」の投資です。

でも、賢い人は、

「病気にならないための投資」

をし始めることでしょう。

なので、健康を気遣った商品などを扱えたら良いな~。

なんて思って思いついたのが、スロージューサーを使った、コールドプレスジュースなんです。

「病気にならないための」予防ニーズは確実に高まる

このスロージューサーで作ったドリンクを非加熱という意味でコールドプレスジュースと言います。

加熱処理をしないことで野菜に含まれる酵素がダメにならずそのままの形でとれるというのがこのコールドプレスメリットです。

しかも今はコールドプレスジュースとか言っていますが、かなり以前からこのコンセプトは存在しています。

がんの食事療法であるゲルソン療法でこのコールドプレスジュースが使われています。

ゲルソン療法は、ドイツの医学博士マックス・ゲルソンが開発した食事療法です。

シュバイッツアーが医学史上の大天才と激賞したのがゲルソンです。

日本ではまだあまり知られていませんが、欧米ではよく知られた療法です。

欧米では、ゲルソン療法でガンを治した患者は何千人もいると言われています。

ゲルソン療法では、ガンの原因となる食品を排除し、 自然な食物の持つ様々な栄養素をバランスよく摂取することによって 人間が本来持っている身体の機能を高め、病気を排除しようとするものです。

ゲルソン療法の最大のポイントは、人間の持つ自然治癒力を高めることにあります。

ゲルソン療法は、ガンのほか高血圧、肝炎、血栓症、腎臓病、痛風などの病気において、効果を発揮した実例があり、薬を使用しない治療法として大変注目されています。

『ガン食事療法全集』(医学博士M.ゲルソン著)は ガンを食事療法で治すバイブルとして欧米で数えきれないほど多くの患者を救ってきた名著。

日本でも自健会の創始者、今村光一が翻訳・紹介、関心が高まりこの療法によるガン克服者も増えている。

本書によりゲルソン療法が日本でも知られるようになった。

『ガンと闘う医師のゲルソン療法』の著者、星野仁彦博士(福島県立医大)もこの療法で自分のガンを克服した1人。

http://www.npo-jikenkai.jp/geruson.html

簡単にいうと健康的な食事をして、自己免疫力を高めて体調を良くしましょうという感じです。

もちろん、単発でも身体に取り込むことは体調の改善に効果的だと思ってます。

こういう感じで今後は地域の人の健康ニーズを拾っていきたなと考えているんです。

しかし、その前にまずは自分で経験してみないと何もわからないのでということで購入に至ったわけです。

そしてやってみると色んなことがわかります。

野菜や果物だけでジュースをつくるのはかなり大変で、たくさんの野菜果物を使ってもちょっとしかジュースができない。

スロージューサーは食物の繊維と、水分を分けて絞りだします。

私が考えていたより野菜や果物は、かなり繊維が多いのですね・・・。

いやー、ほんと自分でやるって学びがありますね。

大量の野菜・果物を購入するもの割りと大変だし、現代社会の健康とは努力によって得られるものだと痛感いたしました。

この様に本当に健康を追求するというのはかなり面倒なことなのです。

こういう部分を事業者が代行してやってあげるとビジネスチャンスはあるかななんて思っています。

また、これに関連して、関東で医院を経営されていて健康食レストランをされている方とお知り合いになりました。

その方のレストランを、今度見学させてもらうことになっています。

誰にでもオススメできることでは無いですが、今後の治療院の差別化要因というのはなんらか考えておいたほうが良いと思います。

私は自分の事業を健康産業と捉えています。

健康という括りの産業で治療院に相乗効果のあるものを次の差別化要因として取り入れておきたいなと考えているんです。

もちろん、むやみやたらに健康という括りの産業に手を出して行ったら資金的にショートしてしまいます。

もし先生が手を出すなら、あくまで治療院の差別化要因として、そしてさらに相乗効果の出せそうなコトに手を出してくださいね。

新しいことに、チャレンジするのはワクワクします。

これで儲かったら楽しいなと感じます。

なにせ「儲かった」ということは顧客のニーズを満たしたということですからね。

また面白いことをはじめたら報告しますね。

楽しみにしていてください。

ヨリミツ