整骨院経営で失敗する人は、●●から目を背​ける人

2015年10月19日

おはようございます。

YMC株式会社の山本です。

引っ越しをすることになりました。

会社から歩いて数分の場所ですね。

それで、引っ越しの準備をしているわけです。

家の中にあるモノを整理していると、昔の記憶がよみがえるものが出てきます。

以前、もらった、寄せ書きとか。

あとは、

  • 督促状
  • 差押状

とかですね…。

なぜか捨ててなかったやつが、何個か見つかりました。

ビリビリ破って、ゴミ箱に捨てました。

あとは、タンスの奥から出てきた、USBメモリ。

パソコンに刺して、中身を見てみると…。

携帯電話で撮影した、画像が出てきました。

2008年、2009年、くらいに撮影した画像です。

当時、ビリヤード店に勤めていたわけですが、借金が200万円くらいありました。

しかも、収入0円です。

どうにかして、金を稼がねばならないってことで、必死に新しいスキルを独学で勉強しました。

HP作成のスキルですね。

仕事が夜中3時に終わった後、24時間営業のマクドナルドまで出向き、勉強してたんです。

当然、寝てないわけですから、マクドナルドで知らない間に、寝落ちするんですよね。

気がつけば、お昼みたいな。

そんな時期にマクドナルドで撮った写真が出てきたんです。

(ああ、懐かしいなぁ)

と思うと同時に、当時のことを思い出して、妙な気分になりました。

人間は、見たくない現実から、目を背ける生き物

僕は、当時、自分の人生を変えるために、超ハードワークをしました。

今までとは、

  • 全く違う考え方
  • 全く違うパターン
  • 全く違う行動

で生活することを決めたんです。

普通は、今までパターンを変えることはできません。

怖いから、惰性で過ごしてしまいます。

カエサルは言いました。

『人は現実のすべてが見えるわけではなく、多くの人は見たいと思う現実しか見ない』

人間って、面白いもんで、

  • 見たくない現実から、目を背ける生き物

なんですね。

臭いものにはフタをする。

でも、僕の場合は、追い詰められていたので、

  • 背けていた酷い現実に、向き合わざるを得なくなった

わけですよ。

借金の督促をされまくったら、さすがに目を背けるわけにはいかなくなる。

なので、崖っぷちで、変えることができました。

ただ、優秀な人は、追い詰められなくても、見たくない現実を直視することができます。

だから、ちょっとでもトラブルがあると、臭いものに蓋をせずに、いち早く解決策を打つことができます。

でも、僕のようにバカな人間は、とことんまで追い詰めて、ギリギリになって、ケツに火が付かないと、

  • 見たくない現実から、目を背ける

わけです。

見たくない現実を直視できる人は、経営も成功する

逆に言うと、

  • 見たくない現実を直視して扱う人

は成功します。

弱点とか、苦手な部分とか、トラブルを抱えている部門とかに勇気を持って切り込める人です。

これができる人は、極々少数ですが。

まあ、普通はカエサルが言うように、人間には盲点があるので、そもそも見えてこないわけです。

ただ、他人から見たら一目瞭然だったります。

しかし、周りの人は、指摘してくれないですよね。

「この部分を扱って違いを作ると良いよ」

とは、言ってくれない。

特に、経営者になると、組織のトップなので誰も言ってくれないですよ。

スタッフも、それを指摘すると、経営者は怒るとわかっているので、気がついてても言えません。

だから、そういう部分を指摘してくれる人が必要なんですね。

それは、

  • 同じ志を持っている経営者仲間
  • すでに先に進んでいる先輩
  • 客観的な意見を言ってくれる師匠
  • あなたを力づけてくれるコーチ

などですよね。

そういった、環境づくりは、意外と大事だったりするんです。

そうじゃないと、僕のようにケツが半分燃えるくらいになって、はじめて気がつく感じになります。

半分燃えている状態になると、もう無事では助かりません。

松下幸之助でも、孫正義でも、ビル・ゲイツでも、助けることはできません。

そんなことにならないように、

  • 見たくない、盲点になっている現実を直視

してください。

ふと、目を後ろに向けると、ケツからケムリが出てませんか?

山本