治療院の方向性を、スタッフに示しています​か?

2015年10月16日

おはようございます。

YMC株式会社のヨリミツです。

先日アンソニー・ロビンズのセミナーに行ってきたことをメルマガでは報告しました。

しかし、実はこのメルマガを読んでくれているあなた以外にも、このセミナーについてしっかり報告する必要がある人たちがいます。

そう。

我が社のスタッフです。

スタッフが頑張ってくれているので私は海外のセミナーにて有益な学びを得れています。

ですので、スタッフには還元しないといけません。

この様な作業は、ハッキリいってかなり時間を食いますし大変です。

できたら、やりたくないです。

今回の海外出張の報告するために、スライドを作成したのですが、6時間はかかったでしょうか・・・。

ああ、大変だった(笑

しかし、この作業が実は重要なのです。

(海外に行くこともスタッフに伝えているし、理解をしてもらっている)

なんて思って、何もしないのはダメです。

セミナーの学びを、シェアする必要があります。

ですから、先生がセミナーなどに行った際には同じようにシェアをしてあげてください。

なぜならば・・・

先生がその治療院の代表者だからです。

どういうことか?

この話はリーダーシップの話になるのですが、良い学びを積極的に共有することによって

  • 代表者のリーダーシップを感じ取ってもらう

ことができます。

「7つの習慣」で有名なスティーブン・コヴィーも方向性を示すことの大切さを説いています。

「リーダーの4つの役割」

私たちを取り巻く環境は変化しています。

激しく変化する環境下に置かれたビジネスパーソンの状況は、あたかも未開のジャングルの中で結果を求められているようなものです。

そのような状況の中で、チームを率いるリーダーはどうあるべきでしょうか?

<方向性を示す>

うっそうと樹木が茂っているジャングルの中、あなたのチームは道に迷ってしまいました。

リーダーであるあなたは最初に何をすべきでしょうか?

それは、冷静に周囲を見渡し、 一番高い木のてっぺんまで登り、周囲360度を見渡して進むべき方向を特定することです。

私たちの組織でも同様です。

自分たちはどこへ向かっていくのか、組織目的やビジョンを掲げるのがリーダーの最初の役割といえます。

<組織を整える>

進む方向が決まっていても、ジャングルでは樹木が生い茂り、思うように前進できません。

そのためリーダーは道を整備しなければなりません。

下草を刈取り、道を切り拓き、チームメンバーが歩きやすいように道を舗装するのです。

これが2番目の役割です。

掲げた組織目的の達成に向けて、的確な人員配置や意思決定プロセスの整理など組織構造やシステムを整えます。

<エンパワーメントを進める>

「さあ、みんなでこのジャングルを進んでいこう!」

と声高に叫んでも、メンバーが主体的に歩き始めなければ目的地には達しません。

そのためにはリーダーには、 管理統制ではなくエンパワーメント(権限委譲・任用)によるリーダーシップスタイルが必要です。

<模範となる>

「方向性を示す」

「組織を整える」

「エンパワーメントを進める」

という3つの役割により、チームメンバー全員が目的に向かって進む準備が整いました。

リーダーは

「よし、あとは目的地に向かって進むだけだ!」

とスローガンを掲げ、メンバーを鼓舞します。

そして、ふと後ろを振り返った時、あなたの後ろにメンバーはついて来ているでしょうか?

リーダーの最後の役割は自ら模範を示すことです。

組織において継続的に結果を出し続けるためには、リーダーはメンバーから信頼されることが不可欠です。

※参考資料

リーダーは模範にならないといけません。

行動で、しめさなければなりません。

口先だけは誰にでもバレてしまいます。

たまに上手な言い訳をする人がいますが、行動をみていれば完全に嘘ってバレます。

そうなったときの信頼関係の崩れ方ときたらひどいもんです。

ピーター・ドラッカーもいました

「リーダーの最も基本的な条件は、『フォロワー』(信頼してついてくる人)がいることだ」

信頼されることが必要なのです。

先生もスタッフの信頼を勝ち取って価値ある組織づくりをしてくださいね。

それでは。

ヨリミツ