整骨院のホームページやチラシの集客力を圧倒的に上げる超簡単な方法
こんにちは。YMC株式会社の山本です。
テレビで、大学の学生募集のCMを観ることがあります。
少子化の現在は、大学も生徒を集めるのに必死なわけですね。
「このCMはいいなぁ」というのもあるし、反対に、「このCMでは高校生の心は動かんぞ」というのもある。
印象的な2つのCMがユーチューブにあがっていたので、見比べて下さい。
同じ15秒のCMですが、どっちがより受験生を集客できるでしょうか?
そして、そう思う理由は何でしょうか?
美作大学のCM
https://youtu.be/8zbonCFXvyQ
神戸親和女子大学のCM
ぶっちゃけ、正解はないですし、このCMの効果を測定することも不可能です。
なので、僕なりの主観なんですが、どっちのCMがより集客できるかを解説をしたいと思います。
どっちのCMが集客できる?
美作大学のCMですが、はっきりいってインパクトはあります。
でも、このCMを観たからといって、まったく受験をしたくはなりません。
理由は、
●卒業後のゴールが複数あり未来をイメージしにくい
●インパクト重視にしたからなのかメッセージが抽象的で伝わりづらい
からです。
このボイスパーカッションをする女の子が、美作大学にゆかりがあるかと思って調べてみると、特に関係ない(笑)なので、彼女を起用した理由に関しても説得力がありません。
一方、神戸親和女子大学のCMは、超わかりやすいです。
“4年後の自分”を意識させ、未来をイメージさせています。
学校のメインメッセージも「先生になるなら、親和!」と明確にターゲットを絞っており、CMもそのメッセージをゴリ押ししています。
さらに、短いCMの中でも、教員の採用実績もあげている。
「先生になりたいなぁ」
とボンヤリでも思っている高校生や中学生は、見ずにはいられないCMになっています。
自然と、受験校の候補にピックアップされるでしょう。
15秒のCMだけの集客力で言うと、神戸親和女子大学に軍配があがります。
3つ言うのは、何も言わないのと同じ
名作“星の王子さま”を書いた作家であり、飛行機のパイロットでもある、サンテグジュペリは言いました。
「設計士が“完璧さ”を達成したと確信するのは、それ以上付け加えるものがなくなったときではなく、それ以上取り去るものがなくなったときだ」byアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
まさに、このとおり。
アップルの製品には熱烈なファンが多いことで有名です。
あらゆる無駄がそぎ落とされた、シンプルなデザインであることが、人気の要因にもなっています。
iPhoneにはボタンが一つしかありませんし、Macも超シンプルです。あれこれと付け足すのではなくて、極力削っているんです。
日本の家電メーカーの、テレビリモコンとかひどいですよね(笑)?
ボタンがあり過ぎて、チャンネル変えるのも、ひと苦労です。
いろんな機能を付けるのではなくて、あえて絞ったほうが使いやすいはずです。
治療院のチラシやホームページでも、この理論は全く一緒です。
限られたスペースにあれもこれも詰め込みたがる先生がいますが、ヤバイわけです。
●3つ言うのは、何も言わないのと同じ
言いたいメインメッセージは1つだけにすることで、集客力はあがります。
“あれもこれも病”にならずに、思い切って絞って見て下さいね。
山本