賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ
治療院二階の事務所より
YMC株式会社の依光です。
私は朝、いつもトレーニングをしてから職場に出勤します。
なぜ、朝にトレーニングをしてから出勤するのか?
なぜならば、運動が好きというのもあるのですが、運動にはもっと良い効果があるからです。
運動をすることによって身体の代謝があがりますよね?
それと同時に頭の細胞も活性化されるので朝から頭をフルパワーでつかう準備ができます。
つまり、
朝に運動をすることで、仕事の効率がアップして、治療院の売上アップに繋がるからです。
ちなみに、朝運動をするときには、経営系もしくは自己啓発系の音声をiPhoneで聞きながらしています。
最近はオーディオブックという、書籍を朗読した音声データが、安く買えるので愛用してるんですね。
こうやって、私自身も、経営の勉強をする時間を毎朝、必ずとっているのです。
経営戦術っていうのは、自分自身の経験からでも導けます。
時間さえかければ。
しかし、この時代は、すぐに風向きが変わってしまう時代です。
特にインターネット環境が整ってきた現代は、すごいスピードでテクノロジーが進化してます。
私が大学生だった頃には、パソコンを持っているだけで
「お前すごいな~」
なんていう時代でした。
今では、もしパソコンを持っていなかったら
「お前パソコンも持ってないの??」
すごく不思議そうな目で見られそうですよね(笑)
ましてや、今はスマホの時代です。
スマホって、小さいパソコンですので、一人一台パソコンを持ち歩いているようなものです。
わからないことがあれば、検索したらスグに出てきます。
治療院を10年間経営して、
「なるほど、こうやれば上手くいくな!」
と独自に編み出したと思われた経営ノウハウがインターネットを検索したら、誰かが無料で書いてある(笑)
時代は変わりましたね~。
ひと昔前では考えられませんでした。
でも、これくらい、時代は、凄いスピードで変わっているのです。
情報は、本当に簡単に、手に入る時代になりました。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
という言葉があります。
これはドイツの初代首相ビスマルクが残した言葉とされています。
愚か者は学ぶことなく行動し、その結果、失敗して初めて間違いを知ります。
しかし、賢い者は先人の知恵を元に行動し、実際に行動する際に失敗しないという意味です。
まあ馬鹿になって行動して痛い目を見ることも大事なので、この言葉に100%賛成するわけではありませんが、先人の知恵を参考にするのはありです。
経営は、学校のテストではありません。バカ正直に自力でテストに合格しなくても良いのです。
カンニングしてOKなのです。
私自身も、治療院を経営しながら、経営セミナーや、治療院特化型のセミナーにいって知識という情報を仕入れにいっています。
時間をかけて考えれば、自力でも、同じようなノウハウは考えつくでしょう。
しかし、時間がかかりすぎます。
大まかな原理原則というのは、昔も今もほとんど変わってはいません。
ただ、その原理原則を使う環境というのは大きく変わってきています。
昔は、治療院を宣伝するためには口コミかチラシしかなかったものがインターネットを介した情報発信によって、紙媒体がかなり縮小傾向にあります。
時代によって様々なインフラ整備によって世間の環境がすぐに変わっていくのです。
これに追いつく努力はしなければなりません。
「パソコンが苦手だから・・・」
なんて理由で、ホームページ持たなかったり、メールでのやり取りをしないなんて先生は、その努力を怠っています。
怠慢なのです。
ヨリミツ