交通事故治療のGoogle広告で失敗する5つの理由|整骨院が広告費を無駄にしないために

「Google広告を出してみたけど、問い合わせがゼロ…」

YMC株式会社の山本尚平です。2010年から治療院集客コンサルタントとして活動し、200院以上の整骨院にPPC広告の運用代行を行ってきましたが、「自分でやってみて失敗した」という先生からのご相談が後を絶ちません。

失敗する原因は、実はほぼ同じ5つのパターンに集約されます。逆に言えば、この5つを避けるだけで成果は劇的に変わります。

 

失敗1:「整骨院を探している人」にだけ広告を出している

何が間違いなのか

「交通事故 整骨院 〇〇市」——このキーワードで広告を出すのは間違いではありません。しかし、これだけでは患者の大半を取りこぼしています

意外と「整骨院」を探している人は少ないのが現実です。交通事故に遭った方が最初に検索するのは「整骨院」ではなく、「交通事故 治療 整形外科」「むちうち 病院」「交通事故 整体」です。そもそも整骨院で交通事故治療ができることを知らない方がほとんどなんです。

対策:「キーワードずらし」で患者を獲得する

僕がセミナーで必ず伝えている戦略が「キーワードずらし」です。病院を探している人を狙うのが正解です。患者さんが実際に検索するキーワードで広告を出し、LPで「整骨院でも自賠責保険で交通事故治療ができます」と教育する。

キーワード例:

  • 「交通事故 整形外科 〇〇市」
  • 「交通事故 病院 〇〇市」
  • 「むちうち 治療 〇〇市」
  • 「交通事故 整体 〇〇市」
  • 「交通事故 リハビリ 〇〇市」

このキーワードずらしを取り入れたクライアントの一例:コンサルティング開始6ヶ月で交通事故患者ゼロから月間カルテ枚数11枚に。キーワード戦略を変えただけです。

失敗2:LPがない、またはホームページのトップに飛ばしている

何が間違いなのか

広告をクリックした先が「肩こり・腰痛・骨盤矯正…」のメニューが並ぶホームページのトップ。患者さんは3秒以内に「ここは自分が求めているページか」を判断します。交通事故の情報がどこにあるかわからなければ、即離脱です。

対策

交通事故治療に特化した専用LP(ランディングページ)を必ず作ってください。

ファーストビューで「交通事故治療専門」を明示し、自賠責保険で窓口0円であること、電話番号、営業時間(特に夜間・土曜対応)を大きく配置。交通事故患者は仕事を休めない方がほとんどなので、「20時まで受付」「土曜も対応」は強力な差別化ポイントになります。

失敗3:電話対応が患者を逃がしている

何が間違いなのか

これはGoogle広告の設定の問題ではなく、広告の「その先」の問題です。

せっかく広告を見て電話してきた患者さんに、受付スタッフが「まず病院に行って診断書をもらってから来てください」と言って電話を切ってしまう。これをやっている院は非常に多い。

こう言われた患者さんは病院に行き、そのまま病院で治療を受けます。もうあなたの院には来ません。広告費は丸ごとドブに捨てたのと同じです。

対策

受付スタッフに必ず教えてください。「まずお体の状態を確認させてください。お気軽にご来院ください」が正しい対応です。まず来ていただいて、状況を把握し、「立ち回り方」を解説し、施術もして関係性を構築する。診断書は後からでも取れます。

広告の成果は、クリック率やLP改善だけでなく、電話を受けた後の対応品質で決まります。月1回は受付の電話対応をモニタリングすることをおすすめします。

失敗4:コンバージョン計測をしていない

何が間違いなのか

「Google広告を出しているけど、どのキーワードから問い合わせが来たか把握していない」——これは暗闇で弓を射っているのと同じです。

計測していないと、効果のないキーワードに予算を垂れ流し、効果のあるキーワードの予算が不足する悪循環に陥ります。

対策

  • Google広告のコンバージョンタグを設置し、電話タップ・フォーム送信を計測
  • ヒートマップツール(Microsoft Clarity等)でLPのどこで離脱しているかを可視化
  • データに基づいて最低月1回はキーワードとLPを改善する

これをやるかやらないかで、同じ広告費でも問い合わせ数が2〜3倍変わることは珍しくありません。

失敗5:広告ガイドラインを知らないまま出稿している

何が間違いなのか

令和7年(2025年)2月18日に「あはき柔整等広告ガイドライン」が発行されました。このガイドラインでは、以下の3要件をすべて満たすと「広告」と判断されます。

  1. 誘引性:施術所等に誘引する意図があること
  2. 特定性:施術者の氏名または施術所等の名称が特定可能であること
  3. 認知性:一般人が認知できる状態にあること

このガイドラインを知らずに、以前と同じ感覚で広告文やLPの表現を作っていると、知らないうちにガイドライン違反になるリスクがあります。今まで通りガンガン広告を出して集客するのが難しくなる可能性があるのです。

対策

まずガイドラインの内容を把握すること。そして広告文・LP表現を専門家にチェックしてもらうことが重要です。PPC広告は掲載内容の修正が即座にできるため、ガイドラインに沿った運用がしやすいという利点があります。

自分でGoogle広告を運用している先生は特に注意してください。広告のプロに任せることで、ガイドライン違反のリスク回避と成果の最大化を両立できます。

番外編:広告「だけ」に依存していないか?

PPC広告は最も即効性のある集客手段ですが、広告だけに頼って院内施策をやっていない院は伸び悩みます。問診票の工夫、院内ポスター、紹介カード、提携先パートナーシップなど、オフライン施策との組み合わせで初めてROIが最大化します。

→ オフライン施策の具体的な方法は「整骨院が交通事故患者を集客する方法」で網羅的に解説しています。

まとめ:5つの失敗を避ければ、成果は必ず出る

もう一度まとめます。

  1. 「整骨院」キーワードだけで広告を出している → キーワードずらしで「むちうち 病院」など患者が実際に検索するKWを狙う
  2. LPがない → 交通事故専用LPを作る
  3. 電話対応が悪い → 「まずご来院ください」に統一する
  4. 計測していない → コンバージョンタグ+ヒートマップを入れる
  5. 広告ガイドラインを知らない → あはき柔整広告ガイドラインを把握し、専門家にチェックしてもらう

この5つを修正するだけで、多くの院が翌月から結果を出しています。

→ PPC広告の正しい運用方法は「整骨院のPPC広告完全ガイド」で詳しく解説しています。費用対効果の計算は「自賠責保険の患者単価と広告費の考え方」をご参照ください。

交通事故患者の集客でお困りの整骨院様へ

200院以上の支援実績を持つYMCが、PPC広告の運用を月額定額35,000円で代行します。
初期費用0円・最低契約期間なし・LP制作込み

無料相談はこちら →