成長する治療院の経営者は「◯◯」ができて​いる

2019年4月17日

こんにちは。

YMC株式会社の山本です。

色んな治療院の経営者を見てきて、分かったことがあります。

成長する治療院の経営者は

  • 決めること

ができている、ということです。

治療院の業績は「ノウハウ」とかで左右されるのではありません。

何が要因になっているのか?

そう、

「今年はこれくらいの売上を出す」

「そのためには、こんなことをする」

と決めることです。

治療院の業績が伸びないのは、経営者が

  • 「業績が伸びなくても良い」と決めたから

です。

「山本さん!そんなことを決める治療院経営者がいるわけないじゃないですか!」

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、

こんなに治療院を取り巻く環境が激変しているのに、何も対策を取らない経営者は、

「業績が伸びなくても良い」

「治療院が潰れてもいい」

と決めたのと同じなんです。

治療院の業績は、経営者が「決めた」ようにしかなりません。

ところが、業績のあがっていない治療院経営者は、

  • 決められない

のです。

決定に正しいもクソもない、とにかく決めろ!

業績の上がらない治療院経営者は、グズグズして1つも決められません。

決めずに、先延ばしをしまくるのです。

なぜ、「決めること」ができないのでしょうか?

答えは簡単です。

  • 正しく決めようとするから

です。

唯一無二の正解を求めて、最高の何かを求めているかぎり、決められなくなります。

「どの情報が正しいのか・・・」

と無意味な取捨選択に時間をかけてしまい、結局、決めずに放置します。

とにかく、あらゆることを、先延ばしにします。

こういう優柔不断な人が経営者になると、絶対に業績が下がります。

あまりにも慎重になりすぎるあまり、経営にスピード感がなくなるからです。

スピード感がなくなれば、時代の変化についていけなくなります。

そもそも論として、僕ら経営者は、決定に「正しさ」を求めてはいけません。

なぜならば、正解はやってみないとわからないのですから。

そして、なにより「正しさ」は、患者さんが決めるものです。

決定が早ければ、実行も早く、間違いに気づくのも早くなり、修正も最短でできる

僕ら経営者が「正しい」と信じていても、患者さんに受け入れられなければ、その決定は、「間違い」と言えます。

良かれと思って、新しい機械を購入して、そのメニューを導入してみても、売れなければ「間違い」なんです。

患者さんに、受け入れられたら(売れたら)続行でOK。

患者さんに、受け入れられなかったら(売れなかったら)速攻で修正し、新たな計画を進めていく。

つまり、大切なのは

  • 「正しさ」ではなく「決定の早さ」

なんです。

決定が早いと、実行するのも早くなります。

そして、間違いに気づくのも早くなり、結果的に、正解に一番早くたどり着けるわけです。

あなたは、いつまでも「正しい唯一無二の経営ノウハウがある」と勘違いしていませんか?

そんなものは、存在しません。

とにかく、決めて動き出すことです。

山本