施術を望んでない患者さんに、強引なセールスするとレビューサイトに悪い口コミを書かれる
秘密基地より
こんにちは。YMC株式会社のヨリミツです。
先日、弊社が運営している経営プログラムのフォローアップセミナーを行いました。
全国から参加してくださった先生方、お疲れ様でした。
長時間で結構疲れたと思いますが日々の積み重ねが未来に繋がりますから、また次回も頑張ってお互い学びを深めましょう。
このセミナーは弊社の経営プログラムに入っていただいている先生を対象にした、学びの理解を深めるためのフォローアップセミナーです。
フォローアップセミナーは、時間も長くかなりタフな一日となります。
実際、フォローアップセミナーの次の日はいつもぐったりしてます(笑
さて今回は、経営プログラムのなかでも推薦図書に指定している書籍『影響力の武器』についてのディスカッションを行いました。
この書籍は、本来は「悪質なセールスから身を守るために書かれた本」だったそうなのですが、現在は「どの様に上手にセールスをするか」という教科書として有名になっています。
例えばなんですが、車を運転しているときに警備員をみてビックリしたことないですか?
これは権威のある「警察」という影響力を受けているため
「もしかした気が付かないうちに悪いことをしてキップ切られるかも」
と思ってしまうからんです。
こんな感じに人は知らずしらずのうちに、何らかの影響を受けています。
そしてそれらの「影響力」を使ってセールスに結びつけるわけです。
施術を望んでない患者さんに、強引なセールスするとレビューサイトに悪い口コミを書かれる
私が考えるに、いまの時代は、この要素を学習しておくことは、すごく重要です。
今は昔と違って、インターネットがかなり発展してきていて、多くの個人の方がSNSを使って情報を発信し始めました。
なので何らかの形で、治療院の悪評をインターネット上に書かれる可能性はかなり高くなってきています。
私が確認している限り、かなり悪いレビューを口コミサイトに書かれている治療院さんもあります。
そして、これは消せなかったりするんですよね・・・。
人は良いことはなかなか書いてはくれませんが、悪いことは積極的に書く傾向があります。
また、一回悪いことを書かれると、その口コミをみた不満を持った人が、また違う不満をレビューサイトに書き込む・・・。
という悪いサイクルがはじまってしまいます。
こういった悪い口コミの特徴として、「高いものを売りつけられた」という不満の書き込みがかなり多いです。
その治療院に行ったことはないで、あくまで予想ですが、回数券をかなり強引に勧めていると思われます。
少なくとも、口コミからは、それが伝わってきてしまいます。
やっぱり、悪い口コミは書かれたくないですよね?
そのためには、強引なセールス手法ではなく、見えない影響力を使うことで
「患者さん自身の判断で購入にいたる」ようにセールス
をしていくほうが時代に合っていると、少なくとも私は考えています。
そのためには『影響力の武器』の書籍の内容が、基本であり重要です。
この書籍には三部作があるのですが、これを読んだり、オーディオブックで聞いたりで10回以上は、学習しています。
また自社の研修でも『影響力の武器』の研修を2サイクル目(3だったかな?)をスタートさせてます。
それくらい重要だと、私は考えています。
人が動かされる要素は6個しかない
簡単に、この書籍の内容をお話すると「人に影響力を与える要素は6つしかない」と書かれています。
それは・・・
1、返報性
ひとは恩義を感じると、お返しをしたくなる
2、コミットメントと一貫性
人は自分が決めた事には逆らいにくくなる
3、社会的証明
社会から認められていると感じるものからは大きな影響を受ける
4、好意
他者があなたに好意をもつと、言うことを聞いてくれやすくなる
5、権威
権威あるものには従ってしまう
6、希少性
手に入りにくいものは、手に入れたくなってしまう
この様に、人に影響を与える要素はたった6つしかないんです。
書いてみると当たり前に影響を受けそうな要素ばかりなのですが、実際にこれを実践で応用しようとおもうと、なかなか大変です。
書籍の内容を熟読して、さらに、どれを自分の事業に、どの様に当てはめていくかを考えていく必要があります。
そんなに簡単ではありません。
しかし、このようなスキル、知識は、一度身につけると、その後の人生へ大きな影響を与えるほどインパクトが強いです。
なにせ、人に影響を与えまくりながら、生活ができるわけですからね。
しかも、影響を受けていることに、相手はそこまで気がついていない。
つまり相手を、自分が考えている方向に「自然に」誘導することができるようになるわけです。
すごいですよね。
気になったら書籍『影響力の武器』を読んでみてくださいね。
それでは今日はこのへんで。
ヨリミツ