自賠責収入の売上をアップさせるには?
こんにちは、依光です。
昨日は交通事故自賠責保険の仕組みについてのセミナーを岡山で開催しました。
「岡山県の先生が集まってくれるのかな?」
と思っていたところ岡山県の人はあまりいなくて、ほとんど県外の先生が来てくださっていました。遠いところ、おいでくださいまして、誠にありがとうございました。
講師は、交通事故の専門の行政書士の長野先生です。
自賠責保険の仕組みについて講義をしてもらいました。
私もそうなのですが、法律のことは、やはり法律家が詳しいです。
私のように勉強して、ある程度くわしくても、抜けている知識が出てきます。
法律家さんは専門家なので、そのへんはさすがですね。
自賠責の仕組みから、任意保険の仕組みまでを、包括的に教えてくれたので、すごく良いセミナーになりました。
自賠責保険ってなんぞや?
自賠責保険っていうのは、自動車に乗る人なら、必ず入らなければならない保険です。
事故を起こしたときは、その自賠責保険から治療費や、慰謝料などが支払われます。
そーゆーときのための保険なわけです。
しかし、現実的に、被害者さんは、自賠責保険に、直接請求をするわけではありません。
なぜならば、非常に手続きが面倒くさくて、専門知識がないと請求することが難しいわけですね。
ただ、バッチリと書類を揃えて、自賠責に対して手続きをしっかりとしないと、お金はおりません。
となると・・・事故にあった被害者さんは、
「なんで事故にまであって痛い思いをしてるのに、こんな面倒くさい手続きをしなきゃ治療費のお金くれねーんだよ!」
と思うはずです。
さらに、事故の加害者さんも、
「おいおい、事故ったときのために任意保険をかけているのに、被害者さんにこんな面倒な手続きをさせるのかよ?任意保険に入った意味がねーよ!」
となるわけです。
そこで加害者さんへのサービスとして、たいていの場合、任意保険会社さんが自賠責保険とのメンドー臭い手続きを「全て代行」してくれます。
そのことを専門用語で「任意一括」と言います。
これは、任意保険会社の加害者に対する「サービス」なので、別に従う必要はありません。
被害者さんが、任意保険会社を通さずに、自賠責保険に直接請求しても良いわけですね。
これを「被害者請求」と言います。
これを理解しておけば、保険会社と整骨院の関わり方や、整骨院の売上アップのヒントが出てきます・・・。
こういう知識を持っていれば、整骨院に来た患者さんに「損をさせない」ことができますし、そう言ったアドバイスをしてあげれば、患者さんは喜びます。
口コミも生まれます。
そうやって、ファンを増やしていくことが大切なのです。
少人数のセミナーでしたが、非常に勉強になったし、意識の高い先生たちとお話できたので、すごく良かったです。
また何か機会を作って、岡山県でもセミナーをして行きたいですね。
集客に成功した方法は、全て後付け
話は変わって、色んな先生の話をセミナーの時に直接聞いてみると、交通事故の集客は上手く行っている先生と、余りうまく行っていない先生がいるようです。
上手く行っている先生は、独自の工夫をして交通事故の集客に対して、何らかのアプローチを仕掛けています。
その方法は、各治療院によって違うのですが、こういうのは「これが正解!!」というのは存在しません。
「集客が上手くいった=成功」
というカタチになるので、結果的に「これが良かったのではないか?」という後付けの理論がほとんどです。
しかし、その中で一つ言えることは、
「良さそうと思う方法で、予算を余り使わないでできることは、できる限り早い段階で全てやる」
この考え方が唯一の正解に結びつくやり方だと思います。
マーケティングはどれも同じだと思います。
月間1人を集客できる方法を50通り持っていたらどうでしょう?月間新規50人獲得ですよね?
じゃあ交通事故患者さんではどうでしょう?
「〇〇」というやり方は2ヶ月間で1人新規を獲得できる実績があったとします。
2ヶ月で1人新規を獲得できる方法を、5通りやれば・・・?
先生には嬉しいことが起こりますね。
また交通事故集客のセミナーを開催しますので、良い情報をお伝えできるようにネタを仕込んでおきます。
それでは今日はこのへんで。
ヨリミツ