時間がない先生のための治療院集客術

2013年4月13日

こんにちは。ヨリミツです。

今日の午前中は、整骨院を閉めて、家族の行事に参加していました。

治療院の経営者は多忙です。

治療院の経営に関する時間、患者さんの治療の時間、家族との時間、そして忘れてはいけないのは自分自身の時間。

ハッキリ行って、私はかなり忙しいと感じています。

しかし、

「忙しいのは、私だけではない」

というのも知っています。

なぜなら、この記事を読んでくれている人も、恐らくほとんど経営者で、みな同じような状況で悩んでいるでしょうから。

経営の勉強もして、患者さんのことも気にかけて、

「今日はアレして、コレして・・・。あーあの仕事をやるのを忘れてた(汗)」

なんてことを、感じながら仕事をしていませんか?

私はリアルタイムに感じています。

しかし、忙しかろうが、ミスなく仕事はこなさないと、売上はいつまで経っても上がりません。

どうしたら、そんな多忙なときにも淡々と仕事をこなせるでしょうか?

実は、私は、その問題を解決できる簡単なツールを知っています。

それはチェックシートです。

「なんだそれかよ(怒)」

って思った人もいるでしょう。

しかし、チェックシートを舐めてはいけません。これが効率アップに非常に貢献してくれます。

チェックシートを使えば、時間を大幅に節約できる

よく考えると、日々の業務って大体決まっています。そういったルーティンワークは、淡々とチェックシートをの順番にこなしていけば良いです。

こうすると、頭をほとんど使わずに、流れ作業でこなせるようにできます。

僕らのような小規模店の職人がたぎなオーナーの中には、

「チェックシートなんて、流れ作業だろ。その状況に応じて柔軟にプロの仕事しろってんだ」

といった感じで、イメージはあまり良くないかもしれません。

しかし、コンビニやファミレスのトイレにいくと、掃除のチェックシートがよく使われていますよね?

さすがの大手のチェーン店でも、ああやってアナログのチェックシートを使っているのには理由があるのです。

その理由とは、単なる紙切れにチェックをするだけで、圧倒的にヒューマンエラーが防げるから。

あと、チェックシートは仕事ができているかどうかだけでなく、余計なことに頭を使わないで済ますような効果もあります。

「えーっと。今日は何をするんだっけ?」

こんな時間をたくさん作ってしまうと、結構な時間のロスになります。

そんなことに気を取られるより、他のもっとクリエイティブなことに頭を使ったほうが、絶対に効率が良い。

無駄な時間はなるべく排除して、効率よく頭を使うことができるようになるのです。

さらに、チェックシートを活用すれば、患者さんのリピート率を劇的に向上させることも可能です。

自費診療を売るときもチェックシートが活きてくる

自費診療のリピートを促すには、患者さんに施術の価値を伝えなければなりません。

そのためには、施術のセールスポイントを、過不足なくトークする必要があります。しかも短時間で。

その話す内容をチェックシート化してしまえば、特別な人が行う職人芸から、画一化したセールストークノウハウに変化します。

一般的に、職人芸というのは、強い個性があって、その人にしかできない技術のことを言います。

個人的には、かなり好きですが、経営的側面からしたら、あまり望ましくないでしょう。

できれば、技術や知識、ノウハウを、治療院の中で共有して、組織としてのパワーを上げたほうが効率アップします。

なので、リピートを促すための台本を、チェックシートを活用して作っているわけです。

これは、かなり画期的ではないでしょうか?

このチェックシートをもうちょっと練りなおして、

「整骨院で自費診療を販売するためのコミュニケーションの奥義(仮称)」

というタイトルのマニュアルにしようと思っています。

これがあれば、あなたの治療院に来てくれる患者さんにも自費診療の価値を感じてもらえ、リピートして貰うことができるかもしれません。

先日、レセコン会社の人と話をする機会があったんですが、

「うちのシステム使ってくれている人で『自費診療売るから!』と豪語して、実際に自費診療で成果出している人はほどんといませんよ」

と言っており、私はかなり驚きました。

「この整骨院のご時世に、まだ保険診療だけに頼って、グズグズしている人がいるんだ」

残念ながら、まだグズグズの中に入っていたら、すぐにでもできることを始めるほうがいいでしょう。

保険診療収入の危機は、すぐそこなのですから・・・。

ヨリミツ