なぜ、あなたの治療院のスタッフは辞めるのか?
こんにちは。
YMC株式会社のヨリミツです。
本日は、
- スタッフがすぐに辞めてしまって困る
という治療院経営者に向けて書きます。
先日、花火を見に行きました。
通りすがりとかではなく、花火を鑑賞する目的で花火をみました。
(長いこと花火を鑑賞した記憶がないな・・・。)
少し考えてみると、15年前くらいの大阪PLの花火でしょうか。
あれが花火を見にいった、最後だとわかりました。
- 夜空に描く
昔は意味がわからなかったけど、いまは理解できる様になりました。
「夜空に描く」という言葉には花火が一瞬で弾けて消えるという儚い風情が含まれての表現だと受け取れました。
昔は自分の中に様々な要素が足りず、その物事を多様な角度から見ることや、 表現することができませんでした。
感情的なことも、論理的に表現しなければ、相手に伝わらない
- 感情と論理
感情だけで物事を表現するのも、自分だけで完結するには良いでしょう。
しかし、
情報を発信する人にとっては、「感情」だけの表現方法では誰も理解してくれません。
たとえば、どういうときに、当てはまるか。
スタッフへ説明するシーンなどに当てはまってきます。
感情的な表現を言語にして、さらに自分だけに分かるだけではなく、誰しもに分かるような言語表現に置き換える。
これが非常に重要です。
感情任せに、そのとき思いついた言葉を出してしまうと、わかりにくいので伝わりません。
なので、自分の感情表現を、論理的に伝える必要があるのです。
これができないと、スタッフはついては来てはくれないでしょう。
なにせ何を考えているのか理解してもらえないわけですから。
人は論理だけでは動きません。
必ず感情が必要になります。
そして、その感情を表現できる言語能力。
これが経営者には絶対に必要です。
この両者が揃わないと
- 理解不能な経営者
となってしまいます。
「この人についていっても自分は成長できないな・・・」と思われた時点でスタッフは辞めていく
自分では覚えていなかったですが、5年前、仲の良い歯科医に向かって私は、この様に言ったそうです
「勉強していないと不安で仕方がない」
自分が発言した、この言葉は覚えていないですが、その時期の感情的なイメージは思い出せました。
確かに不安で仕方がなかったです。
そこから5年・・・
今ではそのような不安はありません。
以前と比べると知識量、経験は格段に増えました。
そして、勉強をしている理由も全く別のものとなっています。
今では、不安を払拭するために勉強をしているのではなく、向上のために勉強をしているとハッキリ言い切ることができます。
知識、適切な経験が積み重なってくると、こんなにもすべて変わってくるものだと自分でも痛感します。
このような理由から、経営者には経験に裏付けられた感情の豊かさ、豊富な知識量が必要とされます。
私も、まだ世界中に、たくさんの知らないことがあるので、できる限り理解できる様に学びを続けていこうと思います。
先生はどうでしょう?
そのような学びを続けられていますでしょうか?
学びを辞めていたら大体雰囲気でわかります。
そして、話したらもっとわかります。
あなたが学びをやめていたとしたら、スタッフはどう思うでしょうか?
「この人についていっても自分は成長できないな・・・」
サボっているのが、すぐにバレてしまいます。
しかし、
たくさん勉強しても「スタッフに尊敬されるレベル」になるには恐ろしいほどに時間がかかります。
※スタッフ自身も勉強しますしね
つまり、学びを続けるしか無いのです。
経営者という道を選んだ以上、この選択から逃れることはできません。
経営者とは、そういうものなのです。
以上のことから、スタッフが辞めない治療院にするための要素は、
- 感情的なことも分かりやすく論理的に伝えられるか?
- 経営者が学び続けて「この人について行けば成長できる」と思われているか?
この2つです。
それでは今日はこの辺で
ヨリミツ