「ひとり治療院」で1時間あたり9615円以下で施術している人は、絶対に「年収1000万円」に到達しない
おはようございます。
YMC株式会社の山本です。
ちょっと、老後の理想的な生活を想像してみて下さい。
- 海外旅行に年に3回はいって…
- 昼はオーガニックな食材を使ったランチをして…
- 高級外車で週末はドライブして…
- 孫に小遣いを好きなだけあげて…
- 足腰が弱らないように趣味のランニングの大会に参加をして…
- 家庭菜園で無農薬野菜を作ったりして…
好きなときに、好きな場所で、好きな人と、好きなだけ過ごせるひととき。
…という生活がしたいとして。
必要な金額を逆算したことありますか?
たとえば、上記の生活を老後にするとしたら、いくら年収が必要なのか?
まあ、ざっと見積もって、
- 老後も年収1000万円レベルの生活をずっとしたい
とします。
みんなそのレベルをまずは目指しますからね。
あなた、いつまで最前線の現場で、現役を続けて働くつもりなの?
まず、受け入れなければならない事実として、
- あと何年、働けるの?
ということです。
まさか、今の体力と健康のまま、年老いていくとは考えてないですよね?
年々、生産性やパワーは落ちますよ。
そして、いづれ、引退するときがやってきます。
たとえば、
あなたが40歳として、70歳まで働くとしましょう。
あと30年働けますね。
次は、「いつまで生きるのか」も計算してみないといけません。
男性の平均寿命は85歳なので、単純にそれを当てはめてみます。
すると…
15年間は無給の期間がある、ってことです。
なので、現役時代に15年間をプー太郎で過ごしても大丈夫な蓄えがいるわけです。
いいですか?
まとめます。
- 現在40歳
- 70歳まで働くとする
- 85歳まで生きるとする
わかったこと
↓
『15年間はプー太郎だとしても、現役時代と同じ生活をするなら、それ相応の蓄えが必要である』
つまり…
- 1000万円×15年=1億5千万円
引退するときには、貯蓄が
1億5千万円
必要になるってことですね。
単純に考えて。
引退するときに「いくら貯蓄があればいいか」を考えたことありますか?
では、
- 30年後に「1億5千万円」の貯金
をしたいとします。
※現在、貯金0円として
まず、1億5千万円を30年で割り、そのあと、12か月で割ります。
すると…
- 毎月41万66666円
を貯める必要があります。
できてますか?
この「当たり前の計算」を。
仮に、いま貯金がある方は「1億5千万円」からその貯金額を引いて計算すればいいだけですね。
「いやいや、山本さん。1億5千万円もいらないですよ。5千万円くらい貯蓄あれば快適な老後が過ごせる、と聞いたことあります」
と思う方もいるでしょう。
では妥協して「1億5千万円」ではなく、「5千万円」にしてみましょう。
漠然と、
- 老後に貯蓄が5千万円あればいいかなー
と考えているかたもいるかもしれませんので。
5千万円を死ぬまでの15年で割ると、月間27万7777円になります。
※ちなみに年金は将来は期待できないので、0円と計算
70歳時点で5000万円あっても、老後15年で使える額は、「毎月27万円」にすぎないわけです。
計算したことありました?
それとも「臭いものにはフタ」をしてきました?
結局のところ、逆算して今やらねばならないことを具体的に導かねばならない
「で、1億5千万円を貯蓄するにはどうするか?」
ってことですが、引退前に一気に稼ぐという手法もあるわけです。
ただ、一気に稼いだら、税金も一気にくるわけで(笑)
日本は累進課税なので1億5千万円を手元に残したい場合、3億円を稼ぐ必要があります。
※半分は税金で持ってかれますからね
妥協して70歳の時点で5千万円手元に残すつもりでも、1億円弱は稼ぐ必要があります。
それでも使えるのは、たったの月27万円ということです。
ああ、夢も希望もない(笑)
ただ…
41万6千円づつ30年貯めると70歳の時点で1億5千万円貯まります。
では、
- 今から月41万円貯める
- 70歳の時点でいきなり3億円を稼ぐ
のと現実的なのはどちらでしょうか?
人によっては、ギャンブル思考で考えて、70歳時点で3億円稼ぐことを選ぶかもしれませんが、普通は「前者だろう」と。
じゃあ、どうすんねん?
- 現在の生活費+月41万円
のプランを建てなければならない。
そして、
ゴールから逆算をすると、現在の生活費+41万円以上稼ぐ必要があると
- 「認識」
することができるか?
ってことです。
ちなみに、
【目標】死ぬまで年収1000万円レベルの生活をしたい(貯金0とする)
- 現在40歳
- 70歳まで働くとする
- 85歳まで生きるとする
- 必要な貯蓄は70歳で1億5千万円
これからわかることは、
↓
引退後も理想的な生活(年収1000万円レベル)の生活をするためには、
- 現在の年収が1500万円必要だ
ってことになります。
もう、これ認識したら、「収入を増やすしかない」わけです。
「自分が働いたらどれくらい貰わないと、そのゴールに到達しないか?」
を把握しないといけません。
じゃ具体的に「自分の時給」を計算してみてください
『あと30年で、今現在も、引退後も年収1000万円レベルの理想的な生活を保つために必要な時給は?』
って考えてみましょう。
【目標】死ぬまで年収1000万円レベルの生活をしたい(貯金0とする)
- 現在40歳
- 70歳まで働くとする
- 85歳まで生きるとする
- 必要な貯蓄は70歳で1億5千万円
- 現在の年収が1500万円必要だ
ここまではOKですよね?
次に必要なデータは、「どれくらいの時間を働くか?」です。
まあ、あなたは経営者なので労働基準法は無視したとして、
- 週6回働いて1日10時間労働
くらいと仮定します。
すると、1週間に60時間の労働です。
【目標】死ぬまで年収1000万円レベルの生活をしたい(貯金0とする)
- 現在40歳
- 70歳まで働くとする
- 85歳まで生きるとする
- 必要な貯蓄は70歳で1億5千万円
- 現在の年収が1500万円必要だ
- 1週間に60時間の労働をしていく予定(年間3120時間労働)
データが溜まってきました。
こうなると時給が見えてきます。
- 1500万円÷年間3120時間=4807円
つまり、時給4,807円必要ってことになります。
おっと、危ない。
税金を忘れてますね。
単純に税金を、半分取られますから、2倍にしないとダメ。
- 4807円×2倍=時給9,615円
は最低でも必要だってことです。
まとめます。
【目標】死ぬまで年収1000万円レベルの生活をしたい(貯金0とする)
- 現在40歳
- 70歳まで働くとする
- 85歳まで生きるとする
- 必要な貯蓄は70歳で1億5千万円
- 現在の年収が1500万円必要だ
- 1週間に60時間の労働をしていく予定(年間3120時間労働)
↓
『時給9,615円は最低でも必要である』
どうですか?
生々しい数字が出ましたね。
今、あなたが「一人治療院」を経営していて、しかも、施術者だとしたときに、
1時間あたり9615円以下の金額で施術している人は、
→絶対に「死ぬまで年収1000万円レベルの生活」に到達しない
ってことです。
※他に収入源がない場合
大事なので、あと3回くらい書いておきましょうか。
「一人治療院」を経営していて、1時間あたり9615円以下の金額で施術している人は、
→絶対に「死ぬまで年収1000万円レベルの生活」に到達しない
「一人治療院」を経営していて、1時間あたり9615円以下の金額で施術している人は、
→絶対に「死ぬまで年収1000万円レベルの生活」に到達しない
「一人治療院」を経営していて、1時間あたり9615円以下の金額で施術している人は、
→絶対に「死ぬまで年収1000万円レベルの生活」に到達しない
どうですか?
現状を認識できてきました?
客観的にみた事実をみて、「確かに」と素直に言えるか?
ようは、何が言いたいかというと、
- ゴールは具体的か?
- 現実とのズレはどれくらいあるか?
を認識して、具体的な解決策を投じていくしかないワケです。
「今のままやったら全然アカンやん…」
ということに
「よし、変えよう!」
と素直に言えるかを、聞きたいわけです。
今、僕らと同年代のアラフォー世代の人に聞きます。
「あなたは老後どんな生活がいい?」
もし、今のペースでダメだったら増やすべきでしょう。
一時的に「何か」に投資してでも。
※ちなみに一番リターンが高い投資は「知識」への投資です
さて、あなたは、引退する時点でいくらの貯金額になっている「予定」ですか?
そしてその「予定」に合わせて、具体的に「どうしている」んですか?
「やる」か、「やらないか」はアナタ次第です。
山本