整骨院経営で失敗する人は、●●から目を背ける人
おはようございます。
YMC株式会社の山本です。
引っ越しをすることになりました。
会社から歩いて数分の場所ですね。
それで、引っ越しの準備をしているわけです。
家の中にあるモノを整理していると、昔の記憶がよみがえるものが出てきます。
以前、もらった、寄せ書きとか。
あとは、
- 督促状
- 差押状
とかですね…。
なぜか捨ててなかったやつが、何個か見つかりました。
ビリビリ破って、ゴミ箱に捨てました。
あとは、タンスの奥から出てきた、USBメモリ。
パソコンに刺して、中身を見てみると…。
携帯電話で撮影した、画像が出てきました。
2008年、2009年、くらいに撮影した画像です。
当時、ビリヤード店に勤めていたわけですが、借金が200万円くらいありました。
しかも、収入0円です。
どうにかして、金を稼がねばならないってことで、必死に新しいスキルを独学で勉強しました。
HP作成のスキルですね。
仕事が夜中3時に終わった後、24時間営業のマクドナルドまで出向き、勉強してたんです。
当然、寝てないわけですから、マクドナルドで知らない間に、寝落ちするんですよね。
気がつけば、お昼みたいな。
そんな時期にマクドナルドで撮った写真が出てきたんです。
(ああ、懐かしいなぁ)
と思うと同時に、当時のことを思い出して、妙な気分になりました。
人間は、見たくない現実から、目を背ける生き物
僕は、当時、自分の人生を変えるために、超ハードワークをしました。
今までとは、
- 全く違う考え方
- 全く違うパターン
- 全く違う行動
で生活することを決めたんです。
普通は、今までパターンを変えることはできません。
怖いから、惰性で過ごしてしまいます。
カエサルは言いました。
『人は現実のすべてが見えるわけではなく、多くの人は見たいと思う現実しか見ない』
人間って、面白いもんで、
- 見たくない現実から、目を背ける生き物
なんですね。
臭いものにはフタをする。
でも、僕の場合は、追い詰められていたので、
- 背けていた酷い現実に、向き合わざるを得なくなった
わけですよ。
借金の督促をされまくったら、さすがに目を背けるわけにはいかなくなる。
なので、崖っぷちで、変えることができました。
ただ、優秀な人は、追い詰められなくても、見たくない現実を直視することができます。
だから、ちょっとでもトラブルがあると、臭いものに蓋をせずに、いち早く解決策を打つことができます。
でも、僕のようにバカな人間は、とことんまで追い詰めて、ギリギリになって、ケツに火が付かないと、
- 見たくない現実から、目を背ける
わけです。
見たくない現実を直視できる人は、経営も成功する
逆に言うと、
- 見たくない現実を直視して扱う人
は成功します。
弱点とか、苦手な部分とか、トラブルを抱えている部門とかに勇気を持って切り込める人です。
これができる人は、極々少数ですが。
まあ、普通はカエサルが言うように、人間には盲点があるので、そもそも見えてこないわけです。
ただ、他人から見たら一目瞭然だったります。
しかし、周りの人は、指摘してくれないですよね。
「この部分を扱って違いを作ると良いよ」
とは、言ってくれない。
特に、経営者になると、組織のトップなので誰も言ってくれないですよ。
スタッフも、それを指摘すると、経営者は怒るとわかっているので、気がついてても言えません。
だから、そういう部分を指摘してくれる人が必要なんですね。
それは、
- 同じ志を持っている経営者仲間
- すでに先に進んでいる先輩
- 客観的な意見を言ってくれる師匠
- あなたを力づけてくれるコーチ
などですよね。
そういった、環境づくりは、意外と大事だったりするんです。
そうじゃないと、僕のようにケツが半分燃えるくらいになって、はじめて気がつく感じになります。
半分燃えている状態になると、もう無事では助かりません。
松下幸之助でも、孫正義でも、ビル・ゲイツでも、助けることはできません。
そんなことにならないように、
- 見たくない、盲点になっている現実を直視
してください。
ふと、目を後ろに向けると、ケツからケムリが出てませんか?
山本