経費をかけず自賠責患者さんを獲得するために今すぐできる4つのこと
治療院二階の事務所より
こんにちは、依光です。
今日、私の運営している治療院に、交通事故治療の患者さんが新患さんとして来てくれました。
自賠責保険を使った治療の患者さんは、一般的な整骨院では、かなり経済的なインパクトがあります。
できれば、来て欲しいですよね。
当院では、ほとんど経費をかけずに月間1名~2名ほど、交通事故患者さんを獲得する方法を取り入れてます。
交通事故患者さんはどこからやってくる?
まず、交通事故患者さんを集めるための経路を考えたいと思います。
交通事故の患者さんが、新規で来る流れというのは大きく分けて、2つあるはずです。
ひとつ目の経路は、交通事故にあってしまって、新たに整骨院を探し始める患者さんが、そのまま来院する場合です。
つまり、治療院に一回も来たことが無くて、本当に初めてくる新規患者さんと言えますね。
それと、もうひとつの経路は、既存患者さんが交通事故にあってしまった場合です。
すでに、治療院に通っていて、その人が交通事故にあってしまい、事故の治療をしに来てくれるパターンですね。
実際、交通事故にあってケガをしてしまった患者さんは、ケガを治したいので、行ったことのない治療院でも来院する動機は強いです。
しかし、もっとも簡単に自賠責保険患者さんに転換する確率が高いのは、すでに治療院に来たことがある患者さんです。
そりゃ、そうですよね?
治療院の場所は知っているし、先生の顔は知ってるし、話したこともある・・・。
でも、交通事故の患者さんの集客が上手く行っていない先生は、こう言います。
「うちの患者さんは、交通事故になんて、そんなに遭っていないですよ・・・」
実際、そう思っていませんか?
もちろん、自分の治療院の既存患者さんが、事故に遭わないのが最高です。
事故にあって、良いことなど何もありませんから。
しかし、これは確率の問題なので、
「うちの治療院の患者さん、および関係者全員が、まったく交通事故に遭っていない」
と言うことは、ほぼ無いと思います。
何年か運営している先生なら、それなりに自分の治療院の常連さんがいるはずです。
なので、その中の誰かは交通事故に遭っている可能性はありますよね?
すると、先生の治療院に既存の患者さんが
「交通事故にあったので治療してください」
と、なぜ言ってこないのでしょうか?
不思議ですよね?
でも、理由は簡単です。
それは、
そもそも、先生の治療院で交通事故の治療ができることを、知らないから
という単純な論理なのです。
そもそも交通事故の治療ができることを患者さんは知らない
つまり、先生の治療院で「交通事故の治療ができる」ことを患者さんが100%知っているか?ってことです。
これがメチャクチャ重要です。
整骨院の先生が、自分の治療院で自賠責保険を使った治療ができることは当然知っていますよね?
しかし、そのことを患者さんに伝えていますか?
伝えると言っても
「何ヶ月か前かの施術中に、患者さんとの会話の中の話題で出たことがある」
という程度では、患者さんは忘れています。
では、どのように伝えたら忘れられないか?
これは何度も繰り返し、伝え方を(見せ方を)変えて伝えるという地味な作業をやらなければなりません。
一度、伝えたくらいでは、数日したら大体の人は忘れています。
有名な、「エビングハウスの忘却曲線」にもあるように、たった一度の学習だけでは、ほとんどのデキゴトを忘れてしまうのです。
しかし、間を置いた継続的な反復となるとどうでしょう?
忘却は、すごく緩やかになります。
この原則が超重要です。
つまり、患者さんに何かあるごとに、
「うちの治療院では交通事故の治療ができますよ」
と刷り込むように伝えるのです。
経費をかけず自賠責患者さんを獲得するために今すぐできる4つのこと
では、どんなことをすれば、患者さんに刷り込むことができるのでしょうか?
1,既存患者さんに交通事故治療のDMを出す
すでに来てくれている患者さんに、交通事故の治療をPRするチラシを作って発送します。2,治療院内に交通事故治療のポスターを貼る
いたるところに貼ります。トイレや待合室なんかは必ず貼っておきましょう。3,交通事故治療に特化した名刺を作って配る
数千円で名刺は何百枚も作れます。新規患者さんや、必ず手渡しで渡しましょう。そうすることで認知させることができます。毎回配るとうざいですが、治療が一段落して通う必要がなくなった場合などはもう一回渡します。4,交通事故患者さんを紹介して貰えるシステムを作っておく
当然、既存患者さんの友人や家族が交通事故にあう場合もあります。そんな時も、迷わず来院して貰うために紹介してもらえるシステムを作って置きます。紹介していただいたらお礼をするのはもちろんのこと、紹介カードなどのアイテムがあれば、なお良いでしょう。
これらのアイディアを実行すると、既存患者さんからの
「先生の治療院で交通事故の治療ができるんですよね?」
なんて相談が、定期的に来るようになるかもしれませんね。
ヨリミツ
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