無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄?無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!
こんにちは。YMC株式会社の山本です。
- 実は、治療院で壮大な無駄が繰り返されている
というお話をします。
僕らは知らず知らずのうちに「無駄な作業」を量産しています。
これが「売上があがらない原因の1つ」になっているといっても過言ではありません。
たとえば・・・
とある治療院の人気施術が「美容鍼」だったとします。
美容鍼用の鍼を購入したのは良いが、ベッドから一番近い棚に余裕がなく
「とりあえずここに置いておくか」
と奥のほうの、取りにくい棚にその鍼をしまっていた。
ところが、その美容鍼は人気施術なので、
- 施術のたびに一番奥の棚まで、わざわざ鍼を取りに行く
という作業が繰り返されました。
なんという壮大な無駄(笑)
美容鍼用の鍼を取りに行くのに20歩ほど歩くとしたら、往復で40歩。
この鍼を一番手前の棚に移せば、往復2歩で済むわけです。
ですから、1回美容鍼の施術をするたびに38歩の壮大な無駄が量産されているんです。
ディオに「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!」って言われてもおかしくないですね(笑)
人間は「慣れる」生き物なので、かなり意識しないと無駄に気づけない
人間って順応性が高い生き物なので、あらゆる環境に適応してしまいます。
しかも、その環境でずっと生活してたら、さきほどの無駄に気が付きません。
この治療院であれば、
- 取りやすい棚に入っている使用頻度の低いモノを、奥の棚に移す
- 使用頻度の高いモノを、手間の取りやすい棚に移す
という改善をすれば、圧倒的に作業効率が良くなります。
1日10人の施術をするとしたら、年間に3000回くらいは施術するわけです。
1回の施術あたり、1分の時間を短縮できたとしたら?
年間で3000分の短縮、つまり年間50時間も捻出できます。
どうですか?
バカにできないですよね?
業務の改善は、意識して1日を振り返らないとできない
でも、現実は、こういった「壮大な無駄」が治療院の現場でもたくさん起こっています。
しかも、漫然と毎日を過ごしてたら、まず気が付かない。
「山本さん、どうしたら、無駄に気がつけるんですか!?」
と思っている頃ではないでしょうか?
解決策はシンプルです。
- 「外部の人」に指摘してもらう
- 「どうしたら業務改善できるか?」と毎日を振り返る
この2つですね。
外部の人は、その環境に慣れてないので、意外と気がつけます。
特に「成果の出ている治療院経営者の友人」とか、コンサルタントなどに、見てもらうと指摘してくれるかもしれません。
もう一つの解決策は「意識して業務改善のアンテナを張っておく」ということです。
人は、重要度の高いコトガラしか意識上にあがってきません。
漫然と1日を過ごしてたら、業務改善のヒントなど絶対に気が付かないのです。
ところが、「どうやったら業務改善できるか?」と意識をし始めると、意外なヒントに気が付きます。
「動線を考えると、ここにモノがあったほうが効率良いな」
とか気がつくようになります。
そして、それを実行に移すことで、時間の短縮に繋がり、仕事の効率が良くなります。
「毎日を振り返って、どうやったら今より良くなるか?」
を意識しながら、毎日を過ごしたいですね。
山本