治療院経営でうまくいかなかったときは、どうしたらいいですか?
とある学校の教室より
こんにちは。依光です。
今日は朝から、息子と娘の親子参観に行ってきました。
教室の中には、色んなパパが来ていて、娘や息子の世話をしています。
少し教室で遊んでいると、私の娘は室内にいるのは飽きたのか、幼稚園の中庭に靴を履き替えてシャボン玉などで遊んでいました。
シャボン玉遊びは、手軽に自宅でもできるのか、色んな子供が慣れ親しんだように楽しんでいます。
この幼稚園は教育の一環で、遊びを通じて色んなことを体験させるために、小さい人形の身体を洗うことができたり、昔ながらの洗濯板での洗濯を体験できるようになっています。
そんな中で、シャボン玉に飽きた私の娘がこんなことを言い出しました。
娘「パパこれやりたい!!」(洗濯板での洗濯遊び)
私「先生に聴いて見なよ!」
娘「分かった!せんせ~!!これやりたーい!」
先生「じゃあ玲奈ちゃん、このタライのこの線まで水を入れてきてくれる?」
娘「は~い」
このやりとりを見た瞬間、私は「ハッ!!」としました。
先生が水を入れてあげるのではなく、子供に水を入れさせてくるわけです。
これは、大人である私達にも言えること。
今までやったことないことを、ただ横からみているだけでは、何もできるようにならないのです。
総理大臣でも、大統領でも、有名な学者さんでも、理論的に予測できるかもしれない。
でも、それは結果ではなく、あくまで「予測」です。
実際は、やってみて試行錯誤しないと、あらゆるスキルは身につきません。
当然、最初は、やり方もわからないので、自分で勉強するか、もしくは誰かに教えてもらって、小規模から行動してみます。
それから、慣れてきたら自分のオリジナルのやり方で、大きくやってみる。
ほとんどの場合、最初は上手くいかないので、どこが違うのかやり直してみて、また懲りずにやってみる。
私たちは、そうやって成長して来ました。
子供のころには、この学習するプロセスに対して、何も疑問に思ったりしなかったのではないでしょうか?
私の子供がそうであるように。
あなたの学習を妨げるものは何でしょう?
プライド?
意地?
見栄?
恥ずかしさ?
リスク?
新しいことにチャレンジして失敗することは、恥ずかしいことではないと思いませんか?
最近、youtubeを見てたら、サッカー日本代表の本田圭佑が、サッカー少年にこんな質問をされていました。
Q.サッカーでうまくいかなかったときには、どうしたらいいですか?
それに対して本田はこう答えました。
A.サッカーって基本的に、今の僕でもそうなんですけど。うまくいかないことのほうが多いです。そのたびに、ムカつくし、落ち込むし。でも、うまくいく喜びを知っているから、また明日に向けていい準備をしようと。すぐに切り替えて、次の勝利、次の成功に向けて頑張ろうと。そういうふうに僕はいままでやってきました。
言われてみると、あたり前のことですが、当たり前すぎるがゆえに、忘れていませんか?
成長を望んで進むためには、必ず失敗をしますし、うまくいかないことのほうが多いでしょう。
でも、それを避けて「安住」「安定」に甘んじていると、いつの間にか時代に取り残されます。
私たちは、常に新しいことにチャレンジし続けなければならないのです。
ちなみに、以前、治療院に継続課金の仕組みを取り入れて大失敗したことがあります。
何十万円もの赤字をくらいました。
それが悔しくて、継続課金のビジネスモデルを成功させている先生のセミナーに参加して、新しく継続課金のビジネスモデルを勉強しました。
もちろん、岡山から東京までの往復の交通費に、セミナーに参加した費用もかかります。決して安くはありません。
ですが、失敗が怖いからといって、新しいことにチャレンジすることを辞めれば、衰退することが目に見えているわけです。
継続課金の仕組みを、治療院に取り入れることができれば、治療院にもメリットがあるし、患者さんにもメリットが出ます。
治療院側には、安定して収益が入り始めますし、患者さんはお得に治療を受け続けることができます。
そんなことが実現できたらいいなと、失敗を恐れずにチャレンジしているのです。
ヨリミツ