投資家から5.4億円を資金調達したプレゼンの極意
秘密基地より
こんにちは。
YMC株式会社のヨリミツです。
私の大学院時代の友人で、すごい人がいます。
まだ32歳位と若いんですが、すでに会社を4つ立ち上げた経験があるという人物です。
その彼は今回の会社の運営のために投資家から資金調達をしました。
その額なんと5.4億円・・・
ちょっと僕の実力の及ぶ範囲でないですね(汗
そして現在その資金調達時にプレゼンした資料を公開しています。
これが多くの人の関心を惹きつけて数日でFBで3,000シェアされていました。
一般的にビジネス系の投稿って「イイね」もあまり付けてもらえないのでこれにはホント驚きです。
投資家から5.4億円を資金調達したプレゼンの極意
そしてここからが本題。
その資金調達の際に使った資料とプレゼン内容なのですが、彼はプレゼンの内容を「すべて文字起こしして何度も聞き直してプレゼンに挑んだ」そうです。
文字に起こすと理解が深まるのはわかっていたのですが、実際、プレゼン用のスライドは作ることがあっても、面倒くさくて文字起こしまではホトンドやったことがありませんでした。
何度も書きますが、文字起こしするとプレゼンの精度が上がるのが「わかっていながら面倒だからやらなかった」のです。
こんなにメルマガは何度も書いていて、文章を書くのも苦手じゃなくなっているにもかかわらずです。
残念なやつですよ私は全く・・・
彼の投稿の内容ではワードで16枚程度のプレゼン用原稿があるようで、それをプレゼンのために何度も聞き直したとのことでした。
また「ここで笑いをとる」などもその資料に入れ込んでいるそうです。
※しかし残念ながら笑いはとれたことはないらしいです(笑)
ホントすごいですよね。
大事なプレゼンの台本は全て文字起こしして推敲せよ
ということで、私も成功者のマネをさせてもらって、プレゼン資料の文字起こししてます(笑
企業理念の浸透のための研修会を自社でするのですが、そのプレゼン資料に対して台本を作っています。
これがやってみると、新しい発見が多くて、自分が今までプレゼンしてきた内容は、「何か」が「どこか」で抜けていたことが理解できました。
文字に起こしてみると・・・
「あ、これが足りない」
「これは余計な文章だ」
「順番がわかりにくい」
などなど間違いが冷静に見つけられます。
それらを推敲して、改善していくと、前より明らかにわかりやすく伝わりやすくなります。
ああ、面倒だからという理由で、今までしてなかった自分は、なんてバカなんでしょう(涙
私は、今回、企業理念の浸透にこのプレゼン資料を作成していますが、これは
- 治療院での問診
- 施術の説明
- 回数券のクロージング
をするのにも間違いなく応用できると思います。
熟練の施術者にとっては、自分の説明に専門用語が入りすぎていて、実はわかりにくい説明になってないかの確認のために使えるでしょう。
新人施術者にとっては、患者さんへの説明能力向上のために勉強になりますよね。
また、回数券を販売する際のセールスの向上にもつながるのは間違いないです。
課題は個人個人で違うと思いますが、文字起こしすると、自分の頭の中身が視覚化できて、ほんと冷静に客観視できます。
かなり時間はかかって煩わしい作業ですが、これに時間を割く価値はありです。
少なくとも私はそう感じています。
- プレゼンするときのセリフの文字起こし
一度やってみてはどうでしょう?
それでは今日はこのへんで。
ヨリミツ